明るくな計計計計明るくない・明るい・計明るくない・明るい・計明るくな2自分の将来・社会の将来は「明るい」か?53今が幸せな高校生ほど、自分の将来も明るい期待と不安が混在する社会の将来への2つの見方特集03高校生価値意識調査2022 2.8- 2.8 4.8- 4.8- 2.3 2.3 4.7- 4.72018年 全体 (n=1448)2014年 全体 (n=1438)2018年 全体 (n=1448)2014年 全体 (n=1438)高校生の進学や仕事・将来のライフデザインに関する意識・価値観についての実態を調査した。彼・彼女達への理解を深めるための一助としていただきたい。図表3 自分の将来展望:「自分の将来」の明るさ【時系列】(全体/単一回答) Q.「あなた自身の将来」は、明るいと思いますか。図表4 社会の将来展望:「自分が社会人になるころの社会」の明るさ【時系列】(全体/単一回答) Q.「あなたが社会人になるころの社会」は、明るいと思いますか。高校生の日常から少し先の未来・将来を高校生はどのように捉えているのだろうか。自分自身の将来と、自分が社会人になるころの社会それぞれに対して「明るい」と思うかを尋ねた(図表3・4)。自分の将来が「明るい」「やや明るい」と答えた割合は71.3%となり、2014年以降最も高い数値となった。一方、社会の将来が「明るい・計」が50.9%、「明るくない・計」が49.1%と拮抗し、明暗が二極化した。凡例2022年 全体 (n=1727)15.0凡例2022年 全体 (n=1727)15.113.510.0明るい・計明るいやや明るい24.322.148.7明るい・計明るいやや明るい35.839.738.5自分の将来が「明るい・計」と答えた高校生に着目すると、以下の特徴が見えてきた。今の自分は「幸せ」と感じている高校生ほど、“自分の将来は明るい”“目標としていることがある”と思っている割合が高く、現在の幸福感が将来に対する肯定的な見通しや目標を持つこととの相関が高いことが推察できる。調査期間:2022年8月26日(金)~8月30日(火)調査方法:インターネット調査調査対象:調査開始時点に高校1~3年生で、卒業後の進路として大学・短期大学・調査概要有効回答数:1727人専門学校いずれかへの進学を検討している者(全国)明るくない・計あまり明るくない47.046.430.8明るくない・計あまり明るくない38.238.641.2明るくない(%)22.26.526.55.05.5明るくない(%)10.98.210.3社会の将来の見方について、肯定的な意見として「コロナが収束している」「SDGsの目標達成に向かっている」等がある一方、否定的な意見として「少子高齢化が進んでいる」「不景気が続いている」「政治に不安を抱えている」等が挙げられた。このほか、技術の進歩についても意見が割れ、「技術の発展により生活が楽になっていると思う」一方、「AIなどが増えて、職に就けるか不安」の声も挙がった。71.328.768.531.563.736.350.949.153.246.848.551.5前回との差い明・るい計・前回との差い明・るい計・自分の将来が「明るい」は過去最高、社会の将来は見方が分かれる
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