カレッジマネジメント237号
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7総力特集 未来をつくるデジタル人材と教育起点となるのは2016年。内閣府の科学技術会議が総合科学技術・イノベーション会議(CSTI:Council for Science, Technology and Innovation)に改組されて初めて策定された第5期科学技術基本計画である。それまでも「デジタル」「IT戦略」は政府政策でも取り上げられているテーマだったが、あくまで特定の情報産業の域を出ないテーマ感だったのが、「総合科学技術・イノベーション会議」になった転換期であり、情報産業を超えて社編集部作成2018●DXレポート●「Society 5.0に向けた人材育成に係る大臣懇談会」報告書●2040に向けた高等教育のグランドデザイン答申まずはデジタル人材育成に関する政策動向について、文化庁次長で前内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官の合田哲雄氏に多大なご協力を頂いたうえで、その主な流れと観点をまとめた。20192020●科学技術基本法改正●DXレポート22021●科学技術・イノベーション基本法●第6期科学技術・イノベーション基本計画 2021-2025●9月 デジタル庁創設●12月 デジタル原則リクルート カレッジマネジメント237 │Jul. - Sep. 2023内閣府CSTI 第5期科学技術基本計画20222023●第一次提言●人材育成に関する政策パッケージ●6月 デジタル社会の実現に向けた重点計画デジタル人材育成に関する政策の流れ政策のキーポイント1Society 5.0という政策横断コンセプトの提示2016-2020

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