●小野 宏氏●花嶋とみ子氏52リクルート カレッジマネジメント238 │Oct. - Dec. 2023教務部、就職部を経験、秘書室、広報部、経営政策部にて管理職を務め、事務局次長を経て、2022年9月から現職。リクルート進学総研所長 カレッジマネジメント編集長ファシリテーター小野 本学は2018年に、創立150周年を迎える2039年を見据えた将来構想「Kwansei Grand Challenge 2039」を策定しました。これは、2039年の未来予測や現状の外部・内部環境分析を行い、超長期ビジョン(2039年の本学のありたい姿)と長期戦略(超長期ビジョンの前半10年間の基本方針)を示したものです。議論を開始したのは2016年半ばからで、当時の村田 治学長から20年後の未来予測をするように言われた時は、外部のシンクタンクに外注しようと思いましたが、「自分達でやるべきだ」と言われ、渋々着手しました。しかしこ新聞記者を経て大学職員となり、広報室、企画室、評価情報分析室、グローバル化推進室を経て、2018年から現職。関西学院大学 常任理事・総合企画部長大学を取り巻く未来の環境変化の捉え方とは?2040年の社会の姿や、大学が向き合うべきテーマについて改めて見てきたが、個々の大学においては、その難易度の高い課題とどのように向き合うべきなのか。長期的な視界から未来を捉え、法人・大学としての構想や具体的プランに具現化した2大学について、経営的視点から語っていただいた。――関西学院大学では、2018年に策定した「Kwansei Grand Challenge 2039」の中で2039年の未来予測をされていますが、まさに今回のテーマの2040年を見据えていらっしゃいますね。talk神奈川大学 事務局長対談2040年に向けた大学経営の描き方小林 浩未来予測を学園構想にどう活かすのか
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