カレッジマネジメント239号
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41図表5 進学する学校に合格した入試方法(単一回答)図表6 進学する大学の志望順位(単一回答)次に、年内入試を受験する生徒は増えているのかを見ていきたい。図表5で「進学する学校に合格した入試方法」を問うと、2019年に比べて2022年はいわゆる「年明け入試」である一般選抜(49.7%→41.3%)・共通テスト利用入試(7.2%→5.8%)が減少し、「年内入試」である総合型選抜(8.8%→12.7%)、学校推薦型選抜(30.2%→34.2%)が増加している。大短進学率別で見てもその傾向は変わらず、全体的に年内シフトが進んでいると言えそうだ。2022年 (10841) 2019年 (2071) 2016年 (3051)2022年 (7987) 2019年 (1628) 2016年 (2386)2022年 (2800) 2019年 (412) 2016年 (628)2022年 (10841) 2019年 (2071) 2016年 (3051)2022年 (7987) 2019年 (1628) 2016年 (2386)2022年 (2800) 2019年 (412) 2016年 (628)調査年  調査数調査年  調査数年明け入試・計一般選抜共通テスト利用入試41.349.748.248.521.03.730.827.1※2019/2016年は下記項目を集計「一般選抜」は一般入試、「共通テスト利用入試」はセンター試験利用入試、「総合型選抜」はAO入試、「学校推薦型選抜」は推薦入試(公募)・推薦入試(指定校)・自己推薦入試第1志望だった図表6では進学する大学の志望順位を問うた。第1志望率は前回から約15pt増加し、68.3%と高い。大短進学率別で見ると、進学率70%未満では78.2%と、約8割もの生徒が「第1志望に進学した」と答えている。ここでは掲載しないが入試方法別では「総合型・学校推薦型選抜・計」の第1志望が87%と非常に高く、こうした入試形態に合格して入学している学生が増えていることが、こうした状況に寄与しているものと推察される。年内入試・計総合型選抜学校推薦型選抜5.812.77.27.56.86.554.27.953.98.019.64.914.85.712.6第1志望以外・計第2志望だった68.353.554.464.851.751.778.260.964.6その他34.28.830.232.410.229.57.426.25.127.747.946.650.5第3志望以下だった無回答18.811.821.623.821.822.720.613.823.424.023.623.714.122.614.818.515.4(%)年内無回答年明け入試・計入試・計5.20.847.1 47.02.81.356.9 39.13.12.055.8 39.14.60.655.0 39.82.81.562.1 33.63.42.061.8 32.86.71.124.7 67.52.70.235.7 61.41.92.232.8 63.1(%)第1志望以外・計第1志望だった1.068.3 30.61.153.5 45.41.254.4 44.40.964.8 34.41.051.7 47.41.151.7 47.26.31.478.2 20.41.760.9 37.41.464.6 33.9第2特集●大学入学者選抜の現在地大学進学者全体大短進学率別大学進学者全体大短進学率別大短進学率・70%以上・計大短進学率・70%未満・計大短進学率・70%以上・計大短進学率・70%未満・計年内入試合格で進学する高校生が増加した影響も、第1志望率が上昇

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