0045全体 合格・入学した方式別(積極性・多様な他者と協力して図表4 入試で学力の3要素を問われたか (全体/単一回答)図表5 学力の3要素のうちどれが問われたと思うか 図表6 知識・技能はどう問われたと思うか (図表5で知識・技能選択者/複数回答)(図表4で「問われたと思う」選択者/複数回答)一般選抜 共通テスト利用入試 総合型選抜 学校推薦型選抜(公募制) (n=128)学校推薦型選抜(指定校) (n=202)その他 (考える力・判断する力・自分自身を表現する力)物事に取り組む力)全体一般選抜総合型選抜全体(n=383)一般選抜(n=224)共通テスト利用入試(n=25)総合型選抜(n=40)学校推薦型選抜(公募制)(n=37)学校推薦型選抜(指定校)(n=49)(n=8)その他合格・入学した方式別凡例(n=1,303)問われたと思う問われたと思わない44.3(n=673)43.7(n=104)37.2(n=162)50.250.042.1(n= 34)41.0(%)10080604020大学入学共通テスト大学独自の学力考査 56.2 69.9 51.8 33.5 38.3 32.6 30.6調査数 65.9 87.0 97.3 31.8 35.2 15.6+1080%604020知識・技能(基礎学力)分からない(%)29.426.329.127.236.326.523.226.622.227.835.222.737.121.9全体一般選抜総合型選抜調査書評価書類審査 24.0 16.0 22.3 33.0 35.2 48.2 8.3―:「全体」より10ポイント以上高い 19.7 9.6 19.6 39.2 29.6 44.0 8.3:「全体」より10ポイント以上低い-10まず図表1に示す通り、「どの入試で合格・入学したか」に対して、年内入試37.7%、年明け入試59.7%で、年明け入試がやや多いのが本調査の母集団である。第一志望率が高いのは年内入試で、最も第一志望率が低いのは共通テスト利用入試。図表2より大学を選ぶ基準上位項目は、年明け入試が「偏差値・学力」「大学の教育力」「立地」であるのに対し、年内入試、特に総合型選抜は「キャンパスの雰囲気」が49.5%と高く、それに付随してか「在校生の雰囲気」も26.6%と高い。大学に求めている価値がやや異なる様子が分かる。入試を選ぶ基準を問うと(図表3)、年明け入試では「偏差値・学力が合っている」「得意科目を活かせる」、年内入試では「合格時期が早い」「高校での活動実績を評価してくれる」「面接で自分をアピールできる」と、評価してほしいポイントも異なることが分かる。学力の3要素を問われるようになったことに対しては(図表4)「問われたと思う」44.3%、「思わない」「分からない」55.7%と後者のほうが多い。年内入試は比較的「問われた」傾向が強いものの、どの入試でも明確に違いを感じるような変化ではないようだ。ただし、問われた要素を聞くと、一般選抜では「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」が問われたのに対し、総合型選抜では「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」が高く、傾向が分かれる(図表5)。小論文口頭試問 16.9 7.5 19.6 33.0 41.4 27.1 16.7 14.6 2.6 15.2 44.3 24.1 33.5 38.9その他上記に当てはまるものはない 0.7――― 4.9― 8.3 1.6 0.8― 4.5― 1.4 22.2主体性・多様性・協働性思考力・判断力・表現力第2特集●大学入学者選抜の現在地年明け入試と年内入試は主体性等評価が大きな違い
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