カレッジマネジメント239号
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9で合わせると、その割合は愛知県が約7割、2府1県とその他が約6割、1都3県が5割弱となる。また、学生の規模別(1000人未満、1000人以上2000人未満、2000人以上4000人未満、4000人以上8000人未満、8000人以上の5グループ)に「わが国の大学の現状及び将来に対する見通し」と「現在の経営状況に関する認識」がどう異なるかクロス集計を行った(図3-1、図3-2)。現在の経営状況に関する認識では、1000人未満で最も危機感が強く、次に1000人以上2000人未満が続き、中1000人未満1000人以上2000人未満2000人以上4000人未満4000人以上8000人未満8000人以上1000人未満1000人以上2000人未満2000人以上4000人未満4000人以上8000人未満8000人以上1.今後淘汰・再編が急速に進むことは避けられない2.淘汰・再編は不可避だが、当面は緩やかに進むものと想定している3.淘汰・再編は不可避だが、当面はそれほど進まないと想定している4.量的な需給だけで淘汰・再編を見通すことは難しい35.351.938.756.030.31.経営の持続可能性に対して強い危機感を持っている2.既に経営状況が悪化しつつあり、危機感が増している3.5年程度先まで見通した場合、経営状況の悪化が危惧される4.10年程度先まで見通した場合、経営状況の悪化が危惧される5.経営状況に関する限り特段の不安はない35.337.012.99.725.828.08.021.26.112.1小規模校ほど厳しさを感じていることが裏付けられたが、2000人以上4000人未満の法人で危機感を持つ割合が最も小さいとの結果は予想外である。前述の調査概要に記載した通り、学生数の規模別では5つの区分の回答数はそれぞれ30前後とばらつきが少ないため、より本質的な理由があることも考えられる。その解明は今後の課題である。47.138.760.629.411.114.844.033.32.914.740.79.712.940.03.06.117.614.737.048.420.027.3(%)7.44.0(%)2.93.2図3-1 【学生の規模別】わが国の大学の現状及び将来に対する見通し図3-2 【学生の規模別】現在の経営状況に関する認識第1特集●理事長の視界から考える 法人経営の課題

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