産官学連携コーディネーターに求められる資質・能力・スキルとは概要関係機関の調整等のプロジェクト全体の運営・推進を行う個人、団体①本事業の推進 ②関係機関の調整 ③地域課題の抽出 ④データ化 ⑤テーマに応じた分科会の設定 ⑥分科会参加企業選定 ⑦資金調達支援 ⑧連携先の検討 ⑨広報活動役割概要本事業に賛同し、ビジネス化含む課題解決に参加する個人、団体役割①テーマに応じた分科会への参加 ②課題に対するビジネス化支援 ③その他連携(他の機関・企業の紹介等)概要ボードメンバーのうち地域で活動しプロジェクト推進に協力する個人、団体役割④本事業の推進に関する助言(人的協力、ヒアリング協力)⑤地域での連携に関する協力⑥データ提供、応用事例、その他体で、県からの委託を受けている形になります。小林 杉山先生は、コーディネーターに求められる資質・能力についてはどのようにお考えですか。杉山 私も「しがらみのない。若さ、熱量」だと思います。パッション、ミッション、プロフェッション、ボケーションの間にある、生きがいや情熱のような意識を持たなければいけないと考えています。山梨県の生産年齢人口のピークが1995年の59万人で2024年の今が47万人、2040年にはさらに13万人減少する。強烈ですよね。ですから、小野寺先生がおっしゃる通り、「自治体が」「産業界が」「大学が」と言っている場合ではありません。ですが、問題は、産業界も金融界も自治体もその危機を認識していないということなのです。私が今、SPARC事業でやっている「知/地のソーシャルキャピタル─学びの山梨モデル構築事業─」では、高校生や社会人も含め一貫した学びを提供し、地域を牽引する地域リーダー・産業中核人材を持続的に育成するシステム構築を行っています。プロジェクトメンバー ボードメンバーコアメンバー26小野寺氏がリーダーを務めるYamagata yori-i project山形県ソーシャルイノベーション創出モデル事業小林 そういった若手のコーディネーターの方を起用するときに求める資質や能力やスキルは、どのようなことでしょうか。小野寺 それは、モチベーションやマインドセット、つまり「この地域に対して関心があるかどうか」ですね。地域に対する強い思いを持っているかという点に尽きます。小林 当事者意識があるか、ということですね。バックボーンとしては、大学にいらっしゃる若手の研究者やURAの方等、ですか。小野寺 いえ、そうではありません。山形県で、自分自身で事業を起こしたり、コンソーシアムを作って活動しているような若者です。彼らの所属としては、私が提案して現在リーダーを務めている、やまがた産業支援機構という新しい組織
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