カレッジマネジメント242号
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27産官学連携コーディネーターの大学における位置づけ私一人の力では限界もありますが、COC+や COC+Rで学び、山梨で働く人は、私が為すべきことを一番理解しているパートナー。彼らを核にしてコーディネートを進めているというのが現状です。小林 コーディネーターに求められる資質や能力として共通している要件は、「若くて、壁を突破する熱量がある」ことだと思うのですが、今多くの企業でそういった人材のニーズは高いですよね。小野寺 ええ。ただ、初めからそんな方はなかなかいないと思いますね。やる気があって、地域に対する愛情は持っていても、何をやっていいか分からず長続きしないという若者も実際には多い。ですからやはり動機づけは大事だと思います。周囲の人間がフォローして動機づけをしていけば、必然的に育っていくというのは実感しています。小林 なるほど。ちなみにそういったコーディネーターの方は本業として携わっているのか、それとも副業として関わり報酬を得ているのでしょうか。小野寺 どちらもいます。報酬は、どういう社会課題を解決し、どのようなエコシステムに作り上げたかという成果に対して県から支払われています。動機づけという点では、杉山先生のCOC+やCOC+Rの卒業生は、恐らく学ぶ間に動機づけされているということになりますね。杉山 はい。COC+で活躍し、次のチャレンジのステージを求めて都内に行く人もありますが、結果として東京より山梨のほうが大きなチャレンジができると言って戻ってきた人もいて、現在、私の仕事をサポートするために山梨大学に転職をしてきたのもそのひとりです。小林 ところで、大学における産官学連携コーディネーターアントレコンテスト共助型のイベント地域課題解決実践プログラム環境科学の社会実践プログラム地域連携プラットフォーム5つの教育プログラム知/地のソーシャルキャピタル─学びの山梨モデル─発表会&交流創発デザインコース工学の社会実践ヒューマンサービスイノベーションコースプログラム地域とつくる実践知教育プログラム探究活動高大接続先取り履修リスキリングPBLプロジェクトフューチャーサーチ特集1● 産学官共創の未来杉山氏が推進する知(地)のソーシャルキャピタル~学びの山梨モデル~

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