36(5)事例紹介島根県・島根大学「先端金属素材グローバル拠点の創出-Next Generation TATARA Project-」(平成30年度~)「たたら」製鉄をはじめとする地域の資源・特性を活かし、ての大学において、魅力ある教育・研究拠点が形成されている。上記については、新型コロナの影響が少なからずあったと推測されるため、今後、達成状況の更なる向上が期待される。なお、KPIの達成・未達成に関わらず、いずれの地域においても、地方公共団体のマネジメントの下、地域の大学と産業界等が密接に連携した取組が積極的に展開されている。「先端金属素材の中心『島根』」の創出を目指している。島根大学は「次世代たたら協創センター(NEXTA)」を設置し、センター長にオックスフォード大学のロジャー・リード教授を迎えるなど、世界レベルの金属材料分野の研究を、地域の金属関係企業の中核を担う(株)プロテリアルや、地元中小企業グループSUSANOOと連携して実施しており、地元企業との共同研究件数は、事業開始時と比べて約2.7倍に増加している。また、(株)プロテリアルとの超耐熱合島根県島根大学[特殊鋼]広島県広島大学[輸送用機械器具]北九州市九州工業大学[産業ロボット]熊本県熊本大学[半導体]高知県高知大学・高知工科大学・高知県立大学[施設園芸農業]図 2 採択自治体(R6.7時点)金に関する共同研究が、実用化に向けた企業主体の研究へ移行するなどの成果が生まれている。また、地域が必要とする専門人材を輩出するため、令和5年度には、新たに「材料エネルギー学部」を設置している。本プロジェクトに関連する学部の入学生については、地元出身者割合が増加している。高知県・高知大学「IoP(Internet of Plants)が導く「Society5.0型農業」への進化プロジェクト」(平成30年度~)高知県が優位性を持つ施設園芸分野において、AIやIoT等の最先端技術を活用したIoP(Internet of Plants)クラウドによるデータ駆動型農業の実践を目指している。高知大学は、IoPの研究拠点となる「IoP共創センター」を設立し、農学分野で世界一のワーヘニンゲン大学(オランダ)や京都大学などから研究者を招聘、九州大学、北海道大学との連携による両大学内の研究拠点設置といった取組を進め、教育研究体制を強化している。高知県、高知大学、高知県農業協同組合などが連携して構築したIoPクラウドSAWACHIの利用農家数は、県内農家の約20%(R6.4末時点)と着実に増加しており、高知県内にデータ駆動型農業が函館市北海道大学[海面養殖]徳島県徳島大学[光関連産業]秋田大学・秋田県立大学[輸送用機械・電機システム]富山大学・富山県立大学(岐阜大学、名古屋大学)石川県金沢工業大学[複合材料]秋田県富山県[創薬・製薬]岐阜県東海国立大学機構[航空宇宙]静岡市・静岡県静岡理工科大学・静岡大学・東海大学[海洋関連産業]神戸市神戸大学[医療用機械器具]
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