カレッジマネジメント242号
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ボストン コンサルティング グループ(BCG) マネージング・ディレクター & パートナー 折茂美保 山形大学アントレプレナーシップ教育研究センター センター長 小野寺 忠司 山梨県立大学 学長補佐/ 地域人材養成センター長/国際政策学部教授 山梨大学 地域人材養成センター 特任教授 杉山 歩 4リクルート カレッジマネジメント242 │Oct. - Dec. 2024CONTENTSReport 自治体・産業界との共創 Interview 「組織」対「組織」の産学官連携を成功に導く9つの要諦 Cross Talk 産官学連携コーディネーター 現状と課題、今後の展望   人口減少が進む今、地方大学は新たな生き残りと活路を見いだす必要がある。少子化や地域経済の衰退が進む中で、地方大学は、地域社会の課題解決に寄与することで、地方創生の拠点としての価値を発揮し、新たなイノベーションを生み出す研究の推進と、これからの社会を支える人材の育成を担っている。これにより、地域の発展に寄与することが期待されているが、今改めてその存在意義を再定義し、地域社会に対していかなる貢献ができるかを改めて具体的に考える時期に来ている。 大学に期待される役割は多岐にわたるものの、大学のみで担うには社会が抱える課題は複雑だ。そのために不可欠となるのは地域の産業界や地方自治体、あるいは金融機関も含めた多様な組織との協働や共創である。 具体的には、地域の産業界と連携し、共同で研究開発を行うことで、地域の特性に応じた技術革新や新産業の創出、産業クラスターの形成や、地域資源を活用した新たなビジネスの発案等が期待される。また、地方自治体とも連携することで、地域の特性や課題を深く理解し、実効性のある 1.熊本県 2.福島県特集 1─地方大学の戦略オプション産学官共創の未来

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