カレッジマネジメント242号
55/87

55高大連携と大学入試 ジタル課外活動の促進・専門高校において、大学と連携したより高度な専門科 目指導令和6年1月25日に示された実施要領では、「情報Ⅱ又は数理・データサイエンス・AIの活用を前提とした実践的な学校設定教科・科目若しくは総合的な探究の時間又は情報Ⅱの内容を含むことにより指導内容を充実させた職業系の科目」を「情報Ⅱ等」と定め、これの開設及び早期に受講割合を全体の2割以上とすることが求められている。文部科学省は、令和6年5月16日にDXハイスクールの採択校と大学等との連携を積極的に行うよう事務連絡をDXハイスクール・大学段階における理工系学部学科の増加・自然科学(理系)分野の学生割合5割目標・デジタル人材の増加発出している。その中で、「大学・高専機能強化支援事業の選定大学の情報も確認の上」と記載している。DXハイスクールの予算は、専門人材派遣等業務委託費としても使えるため、高大連携はこれまでよりやりやすくなる。大学にとっても、高大連携により高校段階から優秀な理系人材を育て、これを入学させることは有益なことである。そのためには、情報Ⅱ等に関した個別入試を行うことによって、高校側が高大連携に向かうニーズを作り出し、高校側との関係性を強化することが大切である。これは、入学定員確保といった点から考えても有効な手段である。これからの若年層の人口減少を考えた際、このようなことに早期に着手しておかないと、大学の存続自体が難しくなってくる。ただし、情報Ⅱ等の個別入試については、多くの大学が協調して進める必要がある。リクルート カレッジマネジメント242 │Oct. - Dec. 2024出典:高等学校DX加速化推進事業(文部科学省)一部変更図1 高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)デジタル等成長分野の学部・学科への進学者の増加成長分野の担い手増加

元のページ  ../index.html#55

このブックを見る