制度見直しのイメージ現行の仕組み2リクルート カレッジマネジメント244 │Apr. - Jun. 2025現在の認証評価新たな評価制度大学自らの情報公表の充実各大学の学内での取組(内部質保証)第三者評価社会へのアカウンタビリティ特別企画11図2 新たな評価制度への移行・データベース構築(イメージ)今後の高等教育政策の方向性と具体的方策 ※各大学間の比較不可質の改善に向けた組織的な活動の実施大学自己点検・評価教育研究活動自己改善現在の内部質保証システムの充実を図りつつ、新たな第三者評価への連動・活用を通じて内部質保証制度の更なる実質化を図る・大学自らの情報公表・大学ポートレート(※)による各大学ごとの教育情報の公表・認証評価機関における認証評価結果の公表・国民が分かりやすい評価結果の公表・新たな評価におけるデータベースと連携した新たなデータプラットフォーム(※)の構築 ※各大学間の比較可能⇒学修者や進学希望者が各大学の教育力を把握できるような情報を公表・全国学生調査の結果のフィードバック対象:大学の教育研究等の総合的な状況結果:大学評価基準への適合状況を評価対象:学部・研究科等結果:教育の質を数段階で示す新たな評価制度への移行を通じて、事務手続等の負担軽減を実施(機関別評価)(適合・不適合)・定性的評価・教育情報データベースを活用し た定量的評価的・社会経済的な観点からの高等教育の機会均等を実現す(1)教育研究の「質」の更なる高度化大限高めること、規模とは、社会的に適切かつ必要な高等教育機会を量的に確保していくこと、アクセスとは、地理ることである。上記に併せて、今後の高等教育を考えるにあたって重視すべきものとして、「教育研究」「学生への支援」「高等教育機関の運営」「社会の中における高等教育機関」の4つの観点を掲げている。厳格な成績評価や卒業認定、成績優秀者への称号授与等を通じて、出口における質保証を促進するとともに、認証評価制度を見直し、在学中にどれくらい力を伸ばすことができたのか、といった教育の質を数段階で評価する新たな評価制度へ移行することが必要である(図2)。 また、多面的・総合的な入学者選抜の推進や転編入学の増加を図るための定員管理の見直し等、多様な学生を受け入れるための取り組みを進めるとともに、留学生モビリティーの拡大を図る。加えて、社会人の学びの場を拡大することや、時代の変化を踏まえた通信教育課程の在り方の見直しを通じた通信教育課程の質の向上が求められる。さらに、大学院教育の改革として、体系的な大学院教育課程の編成推進や、学士・修士5年一貫教育の大幅拡充等による学士課程から博士課程までの連続性向上・流動性促進を通じて質の高い大学院教育を進めるとともに、多様な進学者の受け入れを促進することが必要である。一方、研究力の強化の観点からは、研究開発マネジメント人材等の量的不足解消や質の向上等を通じて質の高い研究環境を構築するとともに、研究と教育それぞれに重点を置く教員の活用促進や、形式的な会議の見直し等、研究環境の低下要因を取り除くための業務負担軽減を進めることも求められる。また、高等教育機関を横断的に比較する観点から、設置者別ではない新たなデータプラットフォーム(Univ-map(ユニマップ)(仮称))を構築し、情報公表をさらに進めることが必要である。(2)高等教育全体の「規模」の適正化一定の規模を縮小しつつ、S/T比(学生/教員比率。当該機関における教員一人当たりの学生数)の改善等による質向上や収容定員・資源の大学院へのシフト、留学生・社会人増を行う大学等への支援等を通じて、「意欲的な教育・経営改革」を行うための支援を進めるとともに、大学等連携をより緊密に行うための仕組みの導入や支援策の検討等、
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