0リクルート カレッジマネジメント244 │Apr. - Jun. 2025(左の平均)沖縄県高知県香川県山口県鳥取県山梨県福井県石川県新潟県山形県秋田県宮城県岩手県青森県北海道図表6 専門学校・大学卒業者における地元就職の状況専門学校の現在地「出口」学修成果と学生評価①学修成果(就職)(%)1008480666058414030208276524536351981767371362722787368664330県内の【大学】を卒業し、就職した者のうち、県内企業へ就職(内定)した者の割合県内の【専門学校】を卒業し、就職した者のうち、県内企業へ就職(内定)した者の割合85635749454132令和5年3月卒業者の状況文部科学省専修学校教育振興室調べ(各県の労働局発表の就職内定状況調査より作成)引用: 文部科学省「専修学校制度の概要」専門学校の学修成果は、資格取得率や就職率により示されることも多く、これらは専門学校を評価する重要な指標の1つになっている。文部科学省調査によると、就職率は専門学校97.5%、大学98.1%、短期大学97.4%(令和6年4月1日現在)で、学校種における大きな差異は認められないが、分野別(図表5)を見ると、関係分野就職率(全体)が大学(学士)分野別進路別割合(専門的・技術的職業)31%(令和6年度/文部科学省資料)を大きく上回っている(参考比較)。「医療」、「教育・社会福祉」、「衛生」はほぼ9割とその専門性が際立っており、「文化・教養」は最も低い5割だが約4割の学生が進学等就職以外の進路を選択。これは、専門学校での多様性浸透や新たな学びへの接続といった目的・役割の変化と捉え48られる。また、地元就職の高さも専門学校の特徴だろう(図表6)。エッセンシャルワーカーをはじめ、地域産業を支え活性化させる専門人材は政策文脈での重要度も高く、地方における人材ポートフォリオに与える専門学校のインパクトは大きい。いわゆる「グランドデザイン答申(2018年)」以降、学修者本位の教育や支援が重要視され、大学評価基準でも「学生支援」に関する内容がより充実される等、学生ニーズを満たす様々な体制整備・改善が求められている。高等教育機関として、専門学校においてもそれは同様と考えられる。学生からの評価に関して、文部科学省の調査(令和5年)では、9割の専門学校生が満足と回答、学修内容や経験等全般で非常に高い満足度を示した(図表7)。一概に比較はできないが、同世代の「大学生等に関する調査(2023年/就職みらい研究所)」での満足値は生活全般約7割/学業約5割の結果だった。これは、キャリアイメージを持った入学②学生評価(学生満足度)
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