892259999リクルート カレッジマネジメント244 │Apr. - Jun. 2025特集2専門学校 進化のベクトル49まとめ高等職業教育機関としての今後375353大変満足やや満足33どちらともいえないやや不満引用:文部科学省HP「#知る専」https://shirusen.mext.go.jp/chousa/順位意見対象部1先生2自分 実習 友達 勉強6先生との距離7実際7この学校 私10授業10学校12身13生徒303736大変不満件数順位意見対象部29514 資格3614学費3616 生徒の距離3617設備3417行事3319相談3119技術3119先輩3022 距離2922質問2922施設2619高等専修学校(n=27)専門学校(n=1429)全体(n=1456)注:2023年7月~8月実施調査で得られた回答結果1,456件に基づき、文章解析AIより抽出された「 意見対象部(何に対する意見なのか)」を集計した結果より作成。引用:文部科学省HP「#知る専」https://shirusen.mext.go.jp/chousa/(%)件数1818151212111111者の多さ、担任(担当)制による先生との高い関係性、同じ職業分野を目指す少人数制(クラス制)環境での良好な友人関係、産学連携で業界スペシャリストも指導する実習中心教育、学生生活全般にわたる手厚い支援等、専門学校の特長のあらわれであり、調査(図表8)からもその実態はうかがえる。エッセンシャル・ライフライン従事者育成、様々なトランスフォーメーションで変化するスキルセット対応、地域社会に根差した人材輩出とリテンション、数年先を見越した新しい専門職創造等、多くの職業教育的価値が認められる専門学校は、冒頭に触れた来年4月施行予定の学校教育法一部改正で法律的・制度的位置づけがより確立されると同時に、今まで以上に多面的な評価を受ける可能性がある。つまり、高等教育機関としての信頼性を学内外から問われ続けることとなりそうだ。この改正には、入学資格、単位制、専攻科、特定専門課程図表7 あなたは、学校生活やそこで得られたもの(学んだことや経験、友人とのつながりなど)にどの程度満足していますか。図表8 あなたが通学している学校について「この学校にして良かったなと思った出来事」を具体的に教えてください。(専門士)、質保証の5つが盛り込まれ、それぞれに大きなポテンシャルを内包している。例えば単位制、「入口」ではリカレント・リスキリングを目指した既卒者、科目等履修生等の受け入れ拡大、「中身」では学年制にとらわれない十人十色の多様的学びの実現、「出口」では大学はもちろん他の専門学校への編入学等、卒業後の選択肢拡充、といったより細やかな学生伴走が可能に。オンライン学習を導入することで、その有用性はさらに高まりそう。例えば質保証、大学同等項目(基準)での自己点検評価は、学校種含む進路選択検討に有効かもしれない。さらに第三者評価とその情報公開の積極導入により、情報不足が否めなかった専門学校の学修成果等が可視化・発信され、高校(教員・生徒)/保護者/企業等ステークホルダーからの適正再評価(企業等での人事待遇含む)が期待できる。今改正への対応とそのポジティブな利活用が、専門学校の高等職業教育機関としての社会的価値を左右する、極めて重要な機会となるだろう。
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