とリクルート カレッジマネジメント244 │Apr. - Jun. 2025働く学ぶ学生に寄り添う丁寧なキャリアサポート「国際と情報」を柱とした「地域密着」が特徴学生の成長を実感する「地域づくり実習」呉羽キャンパス東黒牧キャンパス富山国際大学では、大学名にもある「国際」と「情報」の2つを教育の柱としている。高木利久学長は「英語に限らないコミュニケーション力、あるいは異文化理解。情報を使いこなす高い問題解決力。この2つをアピールしていく」と説明する。また、富山県で数少ない4年制私立大学であり、学生の9割が県内高校出身という地域密着の性格も強い。卒業後の進路も地域密着だ。小学校教員、保育士など、地元で資格を取り地元で働く性格の強い子ども育成学部だけでなく、現代社会学部もあわせて約8割が県内での就職だという。「現代社会学部の就職先は、地元・富山のサービス業、マスコミ、観光業など、非常にバリエーションに富んでいます。公務員になる者や、文系の大学でありながらIT企業に行く者も増えてきたといった動きもあります」。地域密着型の大学として、「地域で学び、地域に学び、地域で育つ」という趣旨で、地域と連携したPBLや実習型の授業を充実させている。高木学長が好例として挙げるのが、現代社会学部1年次必修の「地域づくり実習」だ。県西部の南砺市に学生が出向いて、企業、自治体、農業従事者等から課題を具体的に聞いて、それを解決するアイデアを各66学長高木利久 氏チーム5分程度のプレゼンにまとめ、南砺市長や南砺市の職員を前に発表会をするというもの。「その発表を聞いてると、まだまだ足りない部分はあるものの、以前よりもだいぶしっかりしてきたなと実感しています。入学から間もない時期、高校生から大学生になる過程でのこういう教育が、学生を非常に成長させるのではないでしょうか」。南砺市以外にも、黒部市などの自治体や地元企業との連携があり、学年が上がれば就職が視野に入るなど、それぞれのテーマに応じて、教員がさまざまな授業や活動の支援をしている。富山国際大学のキャリア支援センターでは、「キャリア関連授業の体系化」など7つのプログラムをキャリアサポートの「7つの柱」として充実させている。ただ高木学長は、就職率100%※となっている要因は他にあると言う。「非常に小規模な大学ですので、学生に寄り添って、非常にをつなぐ47富山国際大学地域密着で学生の成長をしっかりと支援
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