カレッジマネジメント244号
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ウェルビーイングスクエア1階。カフェは学生が運営している学生だけでなく、近隣住民の憩いの場ともなっているウェルビーイングスクエア2階。学生の多様な学びに対応ウェルビーイングスクエア中2階。貸し切り予約可能で、イベント利用も多いリクルート カレッジマネジメント244 │Apr. - Jun. 2025周南公立大学の前身である徳山大学は、地元自治体、産業界及び教育界等からの要望を受け、1971年に開学した。2022年3月まで山口県東部地区唯一の4年制大学として歩み続け、これまでに1万7000名を超える卒業生を輩出している。2022年4月、設置者を学校法人徳山教育財団から、周南市を設立団体とする公立大学法人周南公立大学へと変更して、新たに周南公立大学となった。2024年4月には、より地域が求める人材の養成や教育研究力の向上によるまちづくりのシンクタンク機能強化を図るため、従前の学部を経済経営学部、人間健康科学部、情報科学部の3学部5学科に再編し、これを機に、76新校舎S1号館を建設したものである。「Shin」(新)と「Shunan」(周南)をかけてS1号館と名付けたこの新校舎は、正門を入って真正面に位置する、地上5階建て校舎であり、本学の新たなスタートのシンボルとなっている。軒の広がりが人を優しく迎えるデザインとなっており、ガラスで囲われた低層と吹き抜けが開放感を与え、1階から2階は、地域にも開放されたコミュニケーションコモンズ「ウェルビーイングスクエア」、3階より上階は、講義室、実習室、研究室等となっている。講義室は、3階に4室、4階に3室配置している。可動式パーテーションにより、受講人数の規模に合わせた大きさに変更することが可能で、アクティブラーニングやICTを導入した多様な教育方法に対応できる。特徴的なのが、コミュニケーションコモンズ「ウェルビーイングスクエア」である。1階のカフェは学生自身が運営し、市内の飲食業者から助言を受けながらメニュー開発から製造、提供、経営全般に取り組んでいる。本学学生が、飲食をしながら課題に取り組み、友人と空きコマの時間を過ごすだけでなく、大学を訪れる事業者の打ち合せや、近隣住民の憩いの場としてもにぎわっている。中2階には、本学の教育理念でもある

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