23−−73.561.771.46.148.441.434.5調査数50.553.763.635.641.747.3(%)90.379.793.9(%)1.14.92.165.529.171.5リクルート カレッジマネジメント246 │Oct. - Dec. 2025図表5に示されているように、2025年の調査では「1校出願」と回答した割合が48.4%と、2022年(41.4%)、している。一方で「2校以上出願」の割図表6に示されているように、学校主催のオープンキャンパスへの参加経験は、2019年(93.9%)から2022たものの、2025年には90.3%まで回復しており、コロナ禍前の水準に近づいている。コロナで対面型イベントが制限されていた時期を経て、再び多くの生徒が実際に足を運ぶようになった様子がうかがえる。一方、学年別に見ると、高校1年・2年での参加率は2019年と比較して減少し、最終学年(高3)での参加に集図表6 学校主催のオープンキャンパス参加経験(数値回答:参加経験は1校以上参加者の割合)ことが分かる。こうした変化の背景には、年内入試(総合型・学校推薦型選抜)の活用が一層進んでいることや、進学先の検討・意思決定を早期に行う流れの定着が挙げられる。出願校数の減少は、単なる安全志向や情報不足の結果というよりも、出願先をある程度絞り込んで受験に臨む傾向の広がりを示している可能性がある。進学先の選定に向けて、事前の見通しを持って出願行動を組み立てる受験生が増えていることがうかがえる。はむしろ早期に進んでいると考えられる。実地の訪問は最終確認として行い、その前段階の比較・検討は既に済ませている構図だ。結果として、オープンキャンパスの位置づけは、2019年の「多くの候補から絞り込みの場」から、「第一志望群から最終決定へと踏み出す場」へと変化していると言えるだろう。進学行動の多様化が進むなかで、オープンキャンパスは単なる情報収集の機会ではなく、自らの進路選択を確信に変える重要なステップとなっている。2019年(34.5%)と比べて大きく増加年(79.7%)にかけて一時的に減少し特集2 高校生の進路選択行動に関する調査 進学センサス2025図表5 大学出願校数合は、2019年の63.6%から2022年には53.7%へ、そして2025年には50.5%と、年々減少にある。複数出願が一般的だった時代と比べると、出願スタイルに明らかな変化が生じている中する傾向が強まっていることが分かるが、今回の調査対象(2025年3月卒)の生徒は、高校1年の5月(2022年)までコロナの影響を受けており、早期の対面参加が難しかった世代といえる。こうした制約が参加時期の後ろ倒しに影響した可能性も考慮に入れる必要があるだろう。つまり、これは必ずしも「進路を考え始めるのが遅くなっている」ことを意味しない。図表2で示されたように、興味関心を持つ大学数は減少傾向にあり、情報収集や志望校の絞り込み無回答高校2年高校3年無回答高校3年間トータル2022年2019年2025年 大学進学者全体 (27362)2022年 大学進学者全体 (10841)2019年 大学進学者全体 (2071)1校出願2025年2校以上出願高校1年23“複数出願”から“納得した出願”へ。変化する出願スタイルオープンキャンパスは第一志望群から“最終決定”への一歩を踏み出す場に
元のページ ../index.html#23