カレッジマネジメント246号
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3.71 2.73 2.89 3.45 4.71 3.45 2.99 3.94 3.02 2.68 4.34 3.08 イベント・出願共に多く、比較的積極的イベント参加・出願数共にやや控えめ4.67 3.98 5.09 4.10 5.41 4.73 5.45 4.71 4.29 4.23 4.42 4.10 5.73 4.97 4.37 5.92 特徴6.29 2.42 1.99 1.87 6.21 2.26 6.99 3.01 6.22 2.50 5.96 2.14 6.31 2.26 6.18 2.06 2.00 6.68 2.71 2.13 3.35 2.44 2.28 2.84 4.16 3.51 2.76 3.66 2.67 2.59 3.93 2.78 ※各項目共上記各平均値は、回答欄への記入が「1 件(1 校)」以上の者を母数として算出している(0 や無回答者は母数に含めない)ただし、母数=1サンプルのものについては非掲載地域首都圏・近畿地方(東北・北陸など)図表7 エリア別のイベント参加校数・興味関心校数・資料請求校数・出願校数・出願件数(数値回答)図表7は、エリア別に見た大学進学者の進路選択行動の傾向を示している。全体平均と比較すると、特に南関東エリアの高校生はイベント参加校数(4.71校)、興味関心校数(5.45校)、資料請求校数(6.99校)、出願校数(3.01校)、出願件数(4.16件)全ての項目で全国平均を上回っており、非常に積極的な進路選択行動がうかがえる。一方、北海道、東北、北陸、中国・四国、九州・沖縄といった地方では、いずれの指標も全国平均を下回っている。24リクルート カレッジマネジメント246 │Oct. - Dec. 2025特に出願校数・出願件数はそれぞれ1.87~2.00校/2.28~2.76件と少なく、限られた選択肢のなかで進路を決定している傾向が見て取れる。これらの地域では、地理的・経済的な制約により、進学先の選定や情報収集の機会が限定される可能性がある。また、「大都市圏」と「大都市圏以外」で比較しても、前者のほうが全ての項目で数値が高く、情報へのアクセスのしやすさや選択肢の豊富さが影響していることが示唆される。イベント参加校数では、大都市圏の高校生が図表8 エリア別の行動特徴4.34校に対して、大都市圏以外では3.08校と大きな差があり、対面イベントへの参加環境に地域差があることが明らかである。これらの傾向から、地域によって進路選択のスタイルが異なることが分かる。都市部では多くの選択肢から比較検討している一方、地方では限られた選択肢から決断する傾向があると考えられる。 進学行動の格差を是正するには、地域に応じた情報提供やサポートのあり方を見直す必要があるだろう。特に地方入試会場の設置、地方開催イベント、地方学生向けの奨学金制度の充実、またはオンライン説明会は今後の重要な施策となる可能性がある。大学/興味関心校数大学/資料請求校数大学/出願校数大学/出願件数イベント参加校数大学進学者全体 【高校所在エリア別】北海道 東北 北関東・甲信越 南関東 東海 北陸 関西 中国・四国 九州・沖縄 ●大都市圏 ●大都市圏以外 都市部と地方で異なる進路行動―都市部は比較検討、地方は選択肢を絞って決定4

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