カレッジマネジメント246号
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進路選択の際に充分な情報を得られた不安や悩みを相談できる相手がいた進学に向けて充分な試験対策をした進路選択に対して周囲の人からの理解・サポートが得られた知名度の高い学校を選んだ進路選択をした自分の意思を尊重した進学先の学校が自分に合っていると感じる学びやすい環境が整っている学校を選んだ自分に合った入試・出願方法を選んだ将来のキャリアや目標に繋がる進路を選んだ自分の興味や選んだ得意分野にあった進路を50(%)80604020調査数27362 72.8 41.212707 69.2 37.914308 76.0 44.1 70.9 39.5 74.8 42.9 28.6 26.4 24.1 20.3 24.3 22.6 21.6 16.8 32.4 29.8 26.3 23.5 23.8 24.0 22.4 21.4 32.4 28.8 25.9 20.2リクルート カレッジマネジメント246 │Oct. - Dec. 2025 16.5 14.1 11.3 16.6 11.5 9.3 16.5 16.4 13.0 20.0 14.3 11.9 13.9 14.2 11.3 10.4 10.4 7.7 8.4 12.8 12.1 11.6 9.6 9.8 11.32025年大学進学者全体【2025年属性別】男子性別女子入試方法別一般選抜・共通テスト利用・計12082総合型・学校推薦型選抜・計14614図表9 進路選択について満足している点 上位10位(単位:%)に吟味している様子がうかがえる。また、入試方法別に見ると、総合型・学校推薦型選抜で進学した層は、「自分に合った入試・出願方法を選んだ」(32.4%)や「進学先の学校が自分に合っていると感じる」(25.9%)と答える割合が高く、主観的な適合感を重視している。一方、一般選抜・共通テスト利用では「自分に合った入試・出願方法を選んだ」は23.8%、「進学先の学校が自分に合っていると感じる」は22.4%と、適合感を根拠とする納得度がやや低めである。一方、「知名度の高い学校を選んだ」は、一般選抜・共通テスト利用が20.0%、総合型・学校推薦型選抜が13.9%で、一般選抜・共通テスト利用は社会的評価や客観的指標をより重視しているといえる。こうした傾向は、単なる出願時期や準備スタイルの違いでは(28.6%)が続いた。進学先の特色だ76.0%と6.8ポイント上回る。さらに「将来のキャリアや目標に繋がる進路なく、判断軸の違いを反映している。例えば、総合型・推薦型では「自分をどう表現するか」「学校との相性」といった主観的要素が満足度を高める。一方、一般選抜・共通テスト利用では「試験結果による達成感」や「高偏差値校への進学」といった外的要因が納得感に繋がっている可能性がある。選抜方式ごとに、納得の形は異なるのかもしれない。さらに、「不安や悩みを相談できる相手がいた」(10.4%)や「進路選択の際に充分な情報を得られた」(10.4%)といった割合は高くはないものの、進路選択において心理的・情報的支援が一定の効果を持つことも示されている。今後、進学者が自分らしい進路を選ぶためには、選択肢の提示に加えて、安心して選択・決断できる環境を整えることが求められるだろう。図表9は、大学進学者が進路選択において満足している点を尋ねた結果である。「自分の興味や得意分野にあった進路を選んだ」(72.8%)が最も多く、次いで「将来のキャリアや目標に繋がる進路を選んだ」(41.2%)、「自分に合った入試・出願方法を選んだ」けでなく、選抜方法やそのプロセスも満足度に影響していることがうかがえる。属性別に見ると、女子のほうが全体的に満足度が高い傾向があり、「自分の興味や得意分野にあった進路を選んだ」は男子69.2%に対し、女子はを選んだ」「自分に合った入試・出願方法を選んだ」等でも女子が高く、進路選択の際に自分の将来像や適合性を丁寧特集2 高校生の進路選択行動に関する調査 進学センサス202525“納得の進路”はどこから生まれた?選び方の手応えを探る

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