初年度志願者数は約2万人の人気区分に■2025年 第1部 入試方式別 高校ランク上位校 (ランク1〜10)志願者・入学者占有率 ※( )内の数字は志願者数、ランク11〜20には「ランクなし」を含む※大手調査会社による調査より抜粋入試部長加藤建二 氏東洋大学は25年度入試で学校推薦入試基礎学力テスト型を導入し、大きな注目を集めた。紙幅の関係上、詳細は小誌242号をご確認いただきたい(※1)。本稿ではその成果と今後について、入試部長の加藤建二氏に伺った。まず、定量的な成果を見ておきたい。初年度の当該入試区分の募集人員は578名(全入試区分に占める割合は約8%)、志願者数は1万9610名、合格者数は4194名、入学者数は906名(倍率4.68倍)。併願可であるため合格者は図1 基礎学力テスト型と年明け入試区分の志願者・入学者 出身高校区分の比較高校ランク1〜10の志願者・入学者占有率は学力試験*の科目数に比例する傾向。基礎学力テスト型は一般入試とほぼ同じ占有率に*基礎学力テストを含む30リクルート カレッジマネジメント246 │Oct. - Dec. 2025のべ数であり、実合格者に直すと2500名程度、実質的な入学歩留率は40%弱という、極めて歩留率の高い区分となった。また、合格後即本手続きという人が1割以上存在したという。第一志望、あるいは他入試を受ける予定もあったが合格で受験活動を終えた層であろう。こうした好調な結果は、東洋大学全体の入試結果も前年度比110.5%(+1万852名)の11万3762名となっていることの影響もあるだろう。つまり、大学全体も増えるトレンドでの結果だ。「もともと年内で学力型試験を実施することに対する高校側のニーズは高いと見ていた」というが、関東地方は慣例的に、年内の推薦入試とは専願で1校し事例report 東洋大学学力評価・併願可能型年内入試のインパクト入試は社会へのメッセージ#15
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