集まったのは、「自らに何ができるか」地に足をつけて考えようという受講生珠洲市輪島市能登空港能登町穴水町七尾金沢金沢大学 学長補佐(地域共創担当)先端科学・社会共創推進機構 教授 篠田隆行 氏テーマ報告会金沢大学 社会共創推進部 部長 枡 儀充 氏6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月とができるか、地に足をつけて考えようという人達ばかりでした」(篠田氏)。6月の開講以降、受講生は「能登半島における地震や豪雨災害の復興に向けた取り組み」に関する講義や「地域外のファンと生産者をつなぐ」をテーマとしたワークショップ、里山里海体験実習等に取り組んできた。そして8月23日、「実践探求研究」の舞台となる珠洲市の土地を目にして、受講生達は息を飲んでいたという。「自分が考える理想の復興のコンセプトを固め、地域に必要とされるニーズの調査から実行までこの場所で実際に取り組むのです。今年度のプログラムは、ここからが真図1 2025年度プログラムのスケジュール金沢大学能登学舎富山石川県富山県社会人マーケットの開拓を目指す取り組みに「定石」はない。社会人マーケットの開拓を目指す取り組みに「定石」はない。そこでこの連載では、「兆し」となりうる多様な取り組みをレポートしていく。そこでこの連載では、「兆し」となりうる多様な取り組みをレポートしていく。「果たして本当に受講者が集まってくれるのかは不安でした」。そう語るのは、2020年より金沢大学「能登里山里海SDGsマイスタープログラム」の責任者を務める篠田隆行教授だ。2023年度より設けられた「実践探求型コース」では、受講生は知識を習得するだけではなく、自分で定めたテーマについて、現地で地域の方々と協力しながら調査や実践活動を行う「実践探求研究」に取り組む。一人ひとりに担任がつくなど手厚い支援があるものの、負担は大きい。それに、珠洲市に設けられた「金沢大学能登学舎」までは、金沢市から急行バスを使って3時間以上かかる。「それが、フタを開けてみると、42名もの受講生が集まった。プログラムのスタート以来最多です。しかも皆さんが、ちゃんと地域のことを学び、自分にできる被災地への貢献が何なのか、自分のスキルや経験をどうすれば役立てるこ34リクルート カレッジマネジメント246│Oct. - Dec. 2025中間報告会成果報告会先進事例調査実習・能登里山里海調査実習隔週土曜日に実施講義・実習フィールド研究(課外実習)実践探求研究受講生が「理想の復興」を探求する舞台は被災して住宅が撤去された3000㎡の更地。教職協働で実現した「創造的復興」プログラム金沢大学 能登里山里海SDGsマイスタープログラムシリーズ リカレント教育最前線 ⑫
元のページ ../index.html#34