13リクルート カレッジマネジメント246 │ Oct. - Dec. 2025●機能的項目に「学びたい、興味ある学部・学科がある」と、●志願度調査に加えて知名度調査も全国の大学を対象校と●通信制大学を対象校に追加。 国公立及び私立大学進学意向 (P.48)2 進学先検討時の重視項目 (P.49) 進学したい大学に求めるイメージ項目 (P.48)本調査は2026年3月卒業予定の高校3年生に対して、2025年4月1日~5月6日にかけて実施したものである。2024年調査にて時代性の反映や精緻性を求めて、従来までの調査項目に見直しを掛けた。2025年調査においても大きな変更点はないが、一部修正を加えている。<変更点>感性的項目に「かっこいい」「面白い」を追加。進学したい大学の感性的イメージを追加。して調査。国公私立大学の進学意向について、全国を7エリアに分けた表が図1である。各エリアを比較すると、関東甲信越のみ私立志向(52.6%)が国公立志向(34.3%)を上回っており、かつその差分も18.3ポイントと非常に大きい。大規模私立大学の校数も多く、選択肢が豊富であることも後押ししている背景だろう。次に私立大学の数が多い関西だが、昨年は私立志向が高かったが、今年は国公立志向(44.5%)が私立志向(42.1%)を僅かに上回った。対照的にその他の5エリアでは全て国公立志向が私立志向を大幅に上回り、その差は16.9ポイント(東海北陸)から33.8ポイント(中四国)と非常に大きな広がりが見られた。46進学先検討時の重視項目を全17項目から選択、それらを大学自体の特徴に関する項目の「大学軸」と、高校生自身が入学後に期待するイメージに関する項目の「自分軸」に分けたものが図2である。「大学軸」は「交通の便が良い(51.8%)」「教育内容のレベルが高い(38.8%)」「専門分野を深く学べる(35.7%)」「キャンパスがきれいである(34.0%)」等のポイントが高いのに対し、「自分軸」は「学びたい、興味ある学部・学科がある(43.7%)」「就職に有利である(37.3%)」「学生生活が楽しめそう(34.2%)」等が高い。「学びたい、興味ある学部・学科がある」は文系理系のどちらからも求められているが、とりわけ文理間で差があるものに注目すると、文系層からは交通の便とキャンパスのきれいさが求められており、理系層からは教育内容のレベルの高さと専門分野を深く学べることが求められていることが分かる。高校生が大学選択検討時に求める項目は非常に多岐にわたるが、オープンキャンパスや様々なメディアを通じて伝えたい大学らしさが高校生目線できちんと伝わるよう、細やかなフォローが求められる。進学したい大学のイメージを全10項目から選択した結果が図3である。上位から順に「活気がある(54.3%)」「親しみやすい(44.1%)」「知的な(25.1%)」と続く。特に文関東・関西では大規模私立大学が人気。地方圏では国公立大学人気が根強い
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