カレッジマネジメント246号
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リクルート カレッジマネジメント246 │Oct. - Dec. 2025学先選びの重要項目として、「交通の便が良い」は1位となっている。また、企業や研究機関との連携を強化し、共同研究やインターンシップの機会を創出することで、学生の実践的な学びを深め、卒業後のキャリア形成を強力に支援することも重要な目的である。さらに、リカレント教育の需要が高まる中、アクセスに優れたキャンパスは、社会人の学びの機会を拡大し、大学の生涯学習拠点としての機能強化にも寄与する。一方、産業集積地への移転や学部再編は、特定分野における教育研究の高度化とイノベーション創出を加速させることが期待できる。企業との共同プロジェクトや人材交流を活発化させ、最新の技術トレンドを教育に迅速に取り入れることが可能となる。これは、学生に最先端の知識と技CONTENTS移転・再編で変わる大学の「キャンパスと経営戦略」Case Studies❶関東学院大学Case Studies❷立命館大学人口減少時代を生き抜く、地方大学のキャンパス戦略Case Studies❶徳島文理大学Case Studies❷北海道医療大学編集長の視点術を習得させるだけでなく、大学が社会のニーズに応える研究成果を生み出し、その成果を地域社会や産業界に還元するイノベーションのハブとしての役割にも繋がる。本特集では、実際にキャンパス移転や再編を成功させた大学の経営トップへの詳細なインタビューを通じて、各大学が直面した課題、そしてそれを乗り越えるためにどのような戦略を描き、実行してきたのかを紹介する。その言葉からは、未来を見据えた大胆な経営判断と、それを支える教職員一丸となった取り組みが読み取れるであろう。写真とともに詳しく紹介される新キャンパスの様子は、今後の大学経営におけるキャンパス戦略の可能性を示唆する。この特集が、貴学のキャンパス戦略を検討されるうえで、新たな視点と具体的なヒントとなることを願う。5

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