カレッジマネジメント247号
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正課課外活動リクルート カレッジマネジメント247 │Jan. - Mar. 2026 オレンジ岡山イノベーションコンソーシアムおかやま夢育イニシアチブ岡山リビングラボテックガレージDS 部パスの外に出て、社会と交わりながら実践力を磨いている。そこで学内の課外活動もテコ入れし、2019 年に「岡山リビングラボ」をスタートした。大手企業を招き、当該企業の技術シーズや課題をテーマに、学生、研究者、自治体職員、地元企業人が混ざってソリューションアイデアを考えるワークショップを行っている。「入口ではマインドセット、出口では社会実装に近いプログラムを正課外で行っている」(志水氏)2021年に正規の課外活動クラブとして結成した「DS部」では、教員が伴走しながらデータサイエンスに関する企業課題の解決を行ってきた。同部は学部や教職員、さらには大学の枠を超えて部員を受け入れ、当初 20 人だった部員は今では 200 人に達している。また、学生主導の取り組みである「岡山大学企業部」も、起業家精神の醸成やビジネススキルの向上を目的として活動している。さらに内閣府「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」(2024 年度)で整備した「おかやまテックガレージ」では、3D プリンタ等を活用し、学生が自由な発想でプロダクトを半年間で作り上げるプログラムを実施している。教職員や高校生もマインドセット「アントレプレナーシップとは、失敗を恐れずにチャレンジし、失 敗 も 糧 に、そ れ を 良しと す る 風 土 を 作 ること。たので、学生のマインドセットは進んでいく。むしろ教職員にこそマインドセットが必要」と那須氏は指摘する。現在、文科省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業員の意識改革等に取り組んでいる。あわせて 2 年前の学長就任時から「不易流行」の改革を推進すべく、各部署を回り年 30 回の講話を行ってきた。最近では研究者のマインドセットも浸透してきて、GAP ファンドに手を上げてみようという教員も増えている。また、高校と連携したアントレコミュニティ 「オレンジ」の設立や、岡山県教育委員会と協働で高校生の夢実現を支援する「おかやま夢育イニシアチブ」にもコミットしている。学力テストや偏差値では測れない自己肯定感を高め、その延長線上にアントレプレナーシップがあればいいという考えだ。「岡山大学に行ったら面白い」と選ばれる大学に2 つの競争的資金の KPI 達成を目指す一方で、教育効果の KPI による数値化は難しく、永遠の課題だと那須氏は話す。ただアントレ教育を続けてきたことで競争的資金をどんどん獲得できていることが、積み重ねの成果として出ていると評価する。2025 年 8 月には、岡山エリアのスタートアップ創出を加速する「岡山イノベーションコンソーシアム」の発足イベントを岡山市と共催した。同コンソーシアムは内閣府の第 2期「スタートアップ・エコシステム拠点都市」に選定された「瀬戸内スタートアップコンソーシアム」の中核的役割を担うことになっている。今後も学生と教職員全員が楽しみながら毎日を暮らせるキャンパスを目指していくと那須氏。一人でも多くマインドセットができた暁には、偏差値ではなく「岡山大学に行ったら面白い」と選ばれる大学になりたいと熱意を見せた。 2025 年 4 月から新学習指導要領で育った学生が入ってき(J-PEAKS)」(実施主体:日本学術振興会)に採択され、教職(文/能地泰代)21図表 1  岡山大学のアントレ教育アントレプレナーシッププログラムアントレプレナーシップⅠ/Ⅱ企業と連携アントレプレナーのための経営戦略概論(基本編)(応用編)高校と連携特集 1 アントレプレナーシップ教育の現状と課題自治体と連携

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