本気のチャレンジチャレンジSOJO アントレプレナーシップ Lab仮説を立てる共感定義試作概念化プロトタイプ起業提案出資の可否・出資額の決定リクルート カレッジマネジメント247 │Jan. - Mar. 2026ムの再設計に取り組んだ(図表2)。「SOJOアントレプレナーシップ Lab」(以下、アントレLab)は実践・挑戦の場、「ビジコン」はチャレンジ・成長の場として、成果の出口に該当する。アントレ Lab には、1 ~ 3 年生を中心に約 70 名の学生が参加している。課外教育として 1 年間のプログラムを用意し、専任教員が指導を行う。例えば生成 AI の使い方等、覚えておくと役に立つ実践的な技術の習得や、アイデア出し、プランニング、実践とフェーズに分けてプログラムを進めている。2025 年にはビジコンに高校生部門を新設。主に提携校と、川副氏が探究活動支援を行うSSHが参加している。「頭が凝り固まる前に、創造性を育むアントレ教育を受けることが重要。学力だけで大学を選ぶのではなく、自分自身が成長できるかという捉え方で本学を見てもらいたい」と川副氏。中山氏も「SSH の探究心は相当高まっているので、将来的に単位化できれば高大接続の意味合いも強くなる」と期待する。チャレンジ精神で就職・起業の道を切り開くアントレ教育の成果について中山氏は、大手企業への就職や、就職先で活躍する学生が増えていると話す。「地場産業の経営者からは、コロナ時に本学の新卒生が社内 DX化を主体的に進めてくれたと聞いている。ほかにもアントレ Lab でスマートフォンを車載カメラに代用するアプリを考えた学生が大手自動車メーカーに採用された事例もある」。川副氏は「フリーランスを志向する学生や、就職 3 年目に起業した人も出てきて、自分で道を切り拓くチャレンジ精神が強くなっている」と評価する。一方で課題もあり、起業からプロセス重視にプログラムを変えたことで、人がどれだけ育ったかの成果が見えづらいのが悩みだ。例えばアントレ指数等、何かしらの指標が必要だと感じ、プロセスを評価するオープンバッジ等を検討している。子どものころから理工系教育支援中山氏は、今後も「学生の心に火をつける」をぶれない軸と し て、高 大 連 携 や 子 ど も 達 に も ア ン ト レ 教 育 を 含 むSTEAM 教育支援をしていきたいと話す。「TSMC 進出がホットな話題だが、九州の理工系人材は圧倒的に不足している。算数や理科が苦手だからと範囲を狭めるのではなく、面白い、やってみたいというポジティブな理由で将来を選んで欲しい」と言う。これまでも小中学生が実験の楽しさを学ぶ「崇城大学テクノファンタジー」や「熊本市少年少女発明クラブ」に取り組んできた。今後もこうした活動を通じて、子ども達の将来と社会を接続する教育を行っていきたいと意欲を示した。(文/能地泰代)23図表 2 崇城大学のエコシステム(講義・アントレ Lab)インキュベーションⅡ経営・ビジネスのサポートSOJO スタートアップラボ(株)崇城アントレ教育講義テスト仮説検証(アントレ Lab)崇城大学ビジネスプランコンテストインキュベーションⅠ提案準備サポート・起業家研修崇城大学アントレ教育SOJO スタートアップラボ(株)崇城版デザイン思考(SOJO メソッド)学内での実践学外での実践特集 1 アントレプレナーシップ教育の現状と課題
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