カレッジマネジメント247号
45/59

位(※1)の項目も出てきました。今後は「アジア屈指」に向け45長期ビジョンと第10次マスタープラン(※1) 日経キャリアマガジン特別編集 『価値ある大学 就職力ランキング 2025-2026』* 設置される学部・学科等の名称・内容等は予定につき、変更される場合がありますリクルート カレッジマネジメント 247 │ Jan. - Mar. 2026おおたに・ただひこ1945 年生まれ1968 年 関西学院大学社会学部卒業 株式会社ダイエー入社1988 年 株式会社福岡ダイエーホークス出向 企画室室長1993 年 株式会社福岡ダイエーホークス 取締役編成管理部部長1996 年 学校法人福岡工業大学 入試広報課課長1997 年 学校法人福岡工業大学 事務局長兼入試広報課課長1997 年 学校法人福岡工業大学 評議員1999 年 学校法人福岡工業大学 事務局長(〜2011年 9月)2000 年 学校法人福岡工業大学 理事2000 年 学校法人福岡工業大学 常務理事 評議員2021年 学校法人福岡工業大学 理事長第 10 次(27 年目)を迎えており、教職協働の姿勢は長年に4000 人以上の『アジア屈指の中規模大学』に発展する」を連企業をはじめ、各企業や大学が「新生シリコンアイランド九州」として団結し、九州はその存在感を急速に高めています。また、福岡市が掲げる「国際金融都市構想」によって、外資系フィンテック企業の誘致が進んでいます。これらによって、今後ますます九州における理工系人材のニーズが高まることも本学にとっては追い風になると思っています。最後に「人の和」です。本学の最大の強みは教職協働による組織運営にあると思っています。例えば、前述のマスタープランにおいては、その策定から実行に至るまで、教職協働の体制のもとで推進されています。この取り組みは、教職員間で価値観を共有し、組織としてのベクトルを合わせることを目的にしています。このマスタープランは本年度でわたり培われてきた本学の文化・風土として教職員に深く根付き、これにより、本学は強靭かつ柔軟な組織体制を築いています。本学が大きく変わるべき時が来たと考え、10 年後のあるべき未来像を描いた「長期 VISION 未来へ FIT 挑戦と成長 〜新たなステージへともに歩む〜」(2025-2035)を公表し、ゴールに向かう戦略を第 10 次マスタープランとして策定しました。ビジョンでは、「福岡工業大学は、2027 年から収容定員掲げました。かつて「九州 No.1の教育拠点」を標榜してから、それが「日本屈指」へと変わり、就職支援体制等、全国 1て規模を拡大し、新たなステージへ移行します。文科省「大学・高専機能強化支援事業」(2025 年度)に採択され、2027 年 4 月に工学部先進工学科(仮称、定員 460 名)とデジタルメディア学部(仮称、定員 80 名)を設置予定(構想中)です。工学部は現在の4学科制を先進工学科1学科6コース制へと改組します。従前の4つの学問分野(電子情報工学、生命環境化学、知能機械工学、電気工学)に加え、地域ニーズの高い「半導体工学」と「建築デザイン」を新設することで 6コースとする予定です。変化が激しく予測不可能な時代において、自身の専門分野のみならず横断的な知識と汎用的能力を有する実践型人材を養成するために、1学科制の中でコース横断科目や他コース開講科目の履修を可能にします。デジタルメディア学部は短期大学部から4 年制学部への発展的改組です。日本でも数少ない情報系短大として1万2000 人を超える卒業生を輩出してきた短期大学部の強みを活かしつつ、既存の情報工学部とは異なるメディア分野における高度な実践型人材を養成・輩出する所存です。なお、数理・AIデータサイエンス教育は文理を問わずあらゆる学部の学びの基礎として必要とされる時代です。本学は文系の社会環境学部を含めた全ての学部共通で育成する力の一つに「デジタル力」を掲げています。情報工学部を有する本学だからこそできることであると考えています。さらに高大接続の観点から、2026 年 4 月、城東高校の工学科を未来工学科に改組します。高校、大学、大学院と、一気通貫で理工系人材を育てる構想を推進し、選ばれ続ける学園を目指していきます。 (文/能地泰代 撮影/加来和博)

元のページ  ../index.html#45

このブックを見る