カレッジマネジメント247号
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7リクルート カレッジマネジメント247 │Jan. - Mar. 2026メンタリング株式会社 代表取締役総合商社を経てサイバーエージェントに入社。入社半年で新規事業責任者となる。その後グループ企業数社の経営に参画し、数々の新規事業立ち上げに携わる。2020年より現職。けた新規事業が成功。グループ会社の VOYAGE GROUPや、プライベートプロジェクト「パワーママプロジェクト」でも複数の事業を立ち上げた。その後、在日外国人向けサービスの YOLO JAPAN に参画し、求人サービス事業等の立ち上げに成功。そして 2020 年、これらの経験をもとに新規事業支援業務を手掛けるメンタリング株式会社を設立し、今に至る。「事業環境の急激な変化を受け、変わらなければと危機感を持つ企業が増えています。新規事業は失敗がつきものでありスピード感も重要なので、新規事業を経験した人は、『変革人材』として活躍できる社員へと成長します。人材育成の観点からも、新規事業へのチャレンジはますます重要さを増すと考えています」これまでのキャリアを振り返り「たくさん失敗してきたことが私の強み」と話す。「早い段階で失敗を経験したことで学びが得られ、次の挑戦がしやすくなりました。失敗を繰り返す中で、スキルもイントレプレナーシップも磨かれたと感じます。この経験を活かし、これからは企業において自ら手を挙げられる変革人材を増やしていきたいですね」 (文/伊藤理子)特集 1 アントレプレナーシップ教育の現状と課題社会の最先端でイノベーションを担う、若きビジネスパーソン 2 名にインタビュー。組織や社会で今 、本当に求められる「アントレプレナーシップ」とは何か。そのリアルな人物像から、未来を切り拓くヒントを探る。「シリアルイントレプレナー(連続社内起業家)」として、数々の新規事業立ち上げを経験してきた椿さん。高校時代に「将来は世界で羽ばたく人材になる」と決意し、英語以外の語学力を身につけるべく、大学でポルトガル語を学んだことが今のキャリアにつながった。「ブラジルに留学したり模擬国連委員会でブラジルを担当したりした経験から、『貧富の差をなくしたい』と思うように。新規事業を立ち上げて雇用を増やし、経済の力で社会を良くしたいと考えるようになりました」その思いは、総合商社を経て入社したサイバーエージェントで叶えられた。入社半年後に行われた新規事業コンテストに応募したところ、見事グランプリを受賞し、事業化を任されることとなったのだ。しかし、一人で突っ走りすぎてしまい周囲がついてこられず、1 年で事業をクローズすることになった。24 歳の大きな失敗経験がキャリアの強みにただ、この失敗経験が大きな糧となった。その後参画した、サイバーエージェントとサイボウズの合弁会社で手掛02失敗を糧に挑戦を繰り返し「連続社内起業家」に。現在は新規事業支援と変革人材の育成に挑む椿 奈緒子さん

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