キャリアガイダンス保護者版
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夏休み4月5月6月7月8月9月10月主な学校行事進路選択に関する行事●体育祭●期末考査●模試・外部テスト●進路ガイダンス●保護者対象進路説明会●文化祭●3年生の部活動引退●社会人講演会●学問分野研究の発表会●中間考査●修学旅行●オープンキャンパス参加●大学教員の出張講義●中間考査●個人面談●進路希望調査●学問分野研究▼p.18CloseUpがついている行事・指導について、該当ページで詳しく紹介しています。併せてご覧ください。運動系の部活は夏の高校総体後、文化系は秋の文化祭後に3年生が引退し、2年生が部活を引っ張る立場になる。高校に大学教員を招いて行われる模擬授業。大学の学問・研究のおもしろさや奥深さを体験する。高校OB・OG、地域で活躍する社会人などを招き、高校時代の進路選択、仕事に就くまでのプロセス、現在の仕事のやりがいなどを語ってもらう。各自の研究内容は、レポートにまとめたり、発表会を開いたりすることで共有。ほかの人の研究からも情報を得ることができる。何かにじっくり取り組む絶好の機会。大学生の先輩訪問やボランティア活動など、学校外の活動で視野を広げることも可能。各自が進路に関連したテーマを設定し、書籍やインターネットでの情報収集やフィールドワークなどを通じて理解を深めることで、進路選択につなげる。テーマ設定方法は「興味のある大学の学部・学科」「現代社会の課題」など高校によってさまざま。 学校生活にも慣れて余裕が出てくる時期。勉強の手抜きがみえたり、友達と頻繁に出掛けたり、「中だるみしているのでは?」と保護者は心配になるかもしれません。しかし、「勉強以外の何かを思い切りやるには2年生が一番」と延沢先生。行事、部活、ボランティアなどに熱中する、絶好のチャンスといえます。 「そうした経験は、困難に立ち向かう意欲や目標達成のための集中力を養い、切磋琢磨する仲間を得ることにつながります。時には失敗もあるでしょうが、それも良い経験。自分で乗り越えることで力をつけていきます」(同) 進路指導では学問分野調べや進学講演会などを行い、進学後の学びについてより具体的に考えさせていきます。高校によっては、リサーチ・体験内容をレポートにまとめたり、プレゼンテーションさせたりすることも。そこで得た情報や気づきを進路選択に生かすのはもちろん、社会で求められる基礎力を育むねらいもあります。 また、学部・学科を検討するな何かに熱中した経験が受験にも生きる家庭での会話が進路選択に役立つ名所・旧跡を見て回るだけでなく、フィールドワークやグループ活動を組み込む学校が増えている。2年生のうちに実施し、修学旅行終了を機に受験モードに切り替える高校が多い。時間的なゆとりの中で積んださまざまな経験を進路選択に生かしていく年生わが子の高校の重要行事・進路指導をメモしよう14

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