高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2015
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高校生のわが子にどこまでかかわるべき?「保護者」から「自立支援者」へのギアチェンジ保護者から見たらまだ頼りなくても、義務教育が終わった子どもたちは着実に大人への階段を上り始めています。この先、大学受験、就職と、自立に向かっていくわが子に対し、これから保護者はどうかかわっていくべきなのでしょう?●毎朝子どもを起こしている●子どもの部屋を掃除している●子どもが出かける前、忘れ物や服装の寒暖調節などを 気遣っている●子どもが就寝するまで自分も起きている●「何時までに○○(TV、食事、ゲーム等)しなさい」と いう会話をよくする●用もないのに子どもの部屋をのぞきに行く●子どもの衣類は主に親が買いに行っている●子どもの携帯をチェックしている●子どもの嫌いなメニューや食材は出さない●子どもの外出先や週末の予定を常に把握している●勉強や勉強方法について、子どもに指導している●時間割を細かく把握している●塾選びを保護者主導でしている●今学んでいる単元など、勉強の進度をチェックしている●子どもに質問されてもいいように自分も勉強している 科目がある●子どもの教科書やノートをチェックし、勉強への取り組み 態度を確認している●勉強しなさいと毎日のように言っている●文房具はほぼ親が買いに行っている●定期テストや模擬試験の結果を子どもよりも分析・理解 している●定期テストや模擬試験の結果が悪いと、子どもを叱る●進学先(高校・大学)を調べている●進学先(高校・大学)の見学に行った(行こうと思う)●先輩保護者から情報収集している●子どもに希望の進路を尋ねたり、早く進路を決めなさい と促している●親が希望する特定の進路を、子どもに勧めている●子どもに向く仕事や学校を検討し、子どもに勧めている●子どものために大学の資料などを取り寄せたことがある●ある特定の進路・職業について、親は反対だと子どもに 伝えている●子どもの選んだ進路やなるための方法を研究している●向いている科目や文理選択などは親が判断しアドバイス しているまずは現状をセルフチェック!わが子に中学までやっていたことと、これからもやろうと思うことをチェックしてみましょうそれぞれどれくらいありましたか?次のページで先輩保護者の実態と比べてみましょう個個生活編勉強編進路選択編中学まで中学まで中学までこれからこれからこれから中学まで合計これから取材・文/長島佳子 イラスト/曽根愛6

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