高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2015
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4月5月・・・9月10月11月12月1月2月3月授業料授業料授業料施設設備費施設設備費施設設備費実験実習料実験実習料実験実習料その他その他その他入学料入学料入学料ら捻出する方法があります。 ただし、奨学金を利用する場合でも、最低でも初年度費用として100万〜200万円程度は、高校3年の秋ごろまでに用意したいもの。奨学金を受け取れるのは大半が入学後で、入学金などの支払いには間に合わないからです(左図参照)。2年目以降も学費を納める時期をしっかり把握して、計画的に納付金の準備をしましょう。 次のページで、学費以外にかかる出費を先輩保護者の体験談から紹介しますので、参考にしてください。私立医歯系コース専門学校コース私立芸術系コース●学費を納める時期(大学などの一般的な目安)大学によって学費はさまざま。初年度の平均は650万円年間平均は私大文系と同程度、医療系や製菓関連が高め全体的に費用が高め。2年目以降も150万円以上私立の医学部・歯学部の納付金は大学ごとに大きな違いがあり、ここ数年、学費を値下げする大学も増えています。修業年数が6年なので、学校によっては合計で数百万円下がったケースも。とはいえ、学費の負担が大きいことに変わりありません。学費のほかに、参考書や資料代、実習・実験の衣類や備品代などもかかります。専門学校昼間部の平均額は上記のとおり。ただし、工業、芸術、医療、教育・福祉、ビジネスなど学科によって納付金に違いがあります。特に看護を除いた医療系や製菓関連の学校が高めで、初年度は160万~170万円台。医療系は修学期間が3年以上の学科もあり、さらに教材費や実習費などが別途かかることも。美術や音楽などの芸術系の平均額は、入学料26万円、授業料111万円、施設設備費などが41万円。実技授業が多いため、授業料以外の費用が高め。実際の納付金は大学や専攻で異なり、そのほかに楽器購入費や個人レッスン代、コンサートやコンクールの参加費用、画材購入費などがかかるため、個人的な負担も大きいです。6年間の総額の目安2年間の総額の目安4年間の総額の目安(万円)(万円)(万円)1年目1年目(入学手続き時)初年度2年〜4年目1年目2~6年の各年2年目2~4年の各年いずれも合格発表後1~2週間以内に入学金+学費+諸会費などを納付学費は前期分のみも可能(後期分は秋)1年分または前期分の学費+1年分の諸会費分割納付にした場合後期分の学費※実際の納付時期は学校ごとのお知らせでご確認ください。 AO入試・推薦入試一般入試4月ごろ9月下旬~10月上旬55

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