高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2015
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種類申し込み基準貸与金額第一種奨学金(無利息)学力高等学校の1年から申込時までの成績の平均値が3.5以上国公立/自宅通学 月4万5000円自宅外通学 月5万1000円私立/自宅通学 月5万4000円自宅外通学 月6万4000円上記のほかに、国公立・私立や通学形態を問わず、月3万円も選択できる家計(目安)4人家族給与所得者:年収801万円以下それ以外:年間所得369万円以下5人家族給与所得者:年収917万円以下それ以外:年間所得485万円以下第二種奨学金(利息付)学力高等学校の学業成績が平均水準以上、大学における学修の意欲があり学業を確実に修了できる見込みがあると認められるなど大学や通学形態を問わず月3万円、5万円、8万円、10万円、12万円から選択。私大の医学・歯学・薬学・獣医学課程は増額が可能家計(目安)4人家族給与所得者:年収1117万円以下それ以外:年間所得685万円以下5人家族給与所得者:年収1259万円以下それ以外:年間所得827万円以下入学時特別増額貸与奨学金(利息付)第一種・第二種奨学金の申込者で、以下のいずれかを満たす人。1)奨学金申請時の所得金額がゼロ評価となる人(4人家族・給与所得者で年収400万円以下程度)2)1)以外の人で、日本政策金融公庫「国の教育ローン」が利用できなかったことを証明する書類を提出した人一時金で10万円、20万円、30万円、40万円、50万円から選択学費を補うには最適ですが貸与型は将来、返還が必要 大学や専門学校への進学資金が不足しそうなときは、奨学金や教育ローンで補うことができます。奨学金は、今や大学生の2人に1人は利用しており、学費の調達手段としては最適なので、まずはこちらから調べて検討しましょう。 奨学金にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると上図の4つに分かれます。また、奨学金のタイ奨学金のきほんと仕組み大学生の2人に1人は利用中!?●奨学金の主な種類●日本学生支援機構●申し込み方法大学生の奨学金の利用条件 (予約採用・2015年度入学者の場合)予約採用(入学前の申し込み)貸与型で2種類貸与型が多い緊急・応急採用高校3年の春に学校を通して行う。秋に追加募集がある学校も国の予算を受けて大学・大学院、専門学校生などに貸与型で支給。毎年の採用枠が決まっており、在学中に学校を通して申し込む都道府県や市区町村ごとに、居住者向けに実施。条件や支給額、支援機構の奨学金との併用の可否はそれぞれ異なる特定の分野で活躍できる人材の育成や、経済的支援などを目的に実施。学校や学部が指定される場合もあり、種類は多いが採用数はそれぞれ若干名優秀な学生への経済的支援などを目的に、授業料相当やその一部を給付するタイプが増加中。入学前に申請できるものと、入学後に申請するタイプがある在学採用(入学後の申し込み)入学した大学・専門学校を通して春に行う。募集は年1回のみ災害や失職で家計が急変した場合など、そのつど学校窓口へ相談※在学採用(緊急・応急採用含む)の場合、家計基準は異なる日本学生支援機構の奨学金自治体の奨学金民間企業・団体の奨学金大学独自の奨学金貸与型給付型貸与型給付型58

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