高校3年生の保護者のためのキャリアガイダンス
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3年生に進級し、子どもにとっては心機一転の4月。進路ガイダンスで幕を開け、模擬試験が急増するなど「受験の一年」という緊張感が高まり始めます。また、奨学金や推薦入試を希望する場合は、この時期から準備が必要な場合があり、保護者の関わりもポイントになってきます。 進路行事が進級後すぐに。奨学金の予約もスケジュール保護者も押さえておきたいポイント進路ガイダンス保護者対象進路説明会模試・外部テスト模試・外部テスト進路希望調査個人面談中間考査日本学生支援機構奨学金の予約採用申し込み開始専門学校募集要項発表開始先生からのアドバイス先生からのアドバイス先生からのアドバイス45pへ進路説明会進路希望調査奨学金模試・外部テスト3年生になると同時に、多くの学校で進路説明会が行われます。学校によっては生徒と保護者対象で別々に開催する場合も。入試や模試の年間スケジュールの説明が主体で、外部の大手予備校などに委託されるケースもあります。学校が生徒に対し、この時点でどの学校を志望しているかを把握するための調査。具体的に学校名を記入する必要から、真剣に志望校を考え始める生徒も多く、受験モードへの切り替えに一役買っている面もあります。奨学金にはさまざまありますが、最も主要な日本学生支援機構の奨学金は、予約申し込みが4月に始まります。利用する場合、子どもの志望校の納入金や家族の年収などを把握しておく必要があるので要注意です。3年生になると定期考査とは別に、模擬試験(模試)が頻繁に行われます。学校で一斉に受験するものと、志望に応じて外部の模試を生徒自身が選んで受験しにいくものがあり、模試の結果が志望校選びの重要な目安となります。進路指導の方法や、受験体制に入る時期などは学校によって異なります。学校の方針を理解し、進路情報を入手するためにも、まず保護者向け進路説明会に出席してください。志望校が書けない様子なら、「将来どういう生き方がしたいの?どんな仕事に就きたいの?」と聞き、そのために学ぶべきこと、それが学べる学科・学校は?と逆算して助言してください。志望校の学費や、学生生活にかかる費用については早めに親子で共通理解を図りましょう。奨学金は大学入学後でも申し込めるものもあります。先輩たちの時期別心理バロメーター進路ガイダンスを受けて、頑張ろう!と、やる気が出るサッカー部最後の大会、頑張ろう!生徒会長引退で燃え尽き、志望校を先生から反対される中間テストの英語が思うようにいかず凹む庄村大輝さん(国立理系・男子)川越貴水さん(私立理系・女子)宝中祥太さん(私立文系・推薦・男子)45pへ6for Parent 2016

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