高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2017
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主な学校行事夏休み保護者の目配りポイント進路選択にかかわる行事入試スケジュール●体育祭●模試・外部テスト●期末テスト●模試・外部テスト●文化祭●部活動引退●模試・外部テスト●夏期講習●三者面談●中間テスト●模試・外部テスト●中間テスト●個人面談●模試・外部テスト●模試・外部テスト●指定校推薦の校内選考●センター試験ガイダンス●センター試験出願●推薦入試ガイダンス●面接・小論文指導●進路ガイダンス●保護者対象進路説明会●日本学生支援機構奨学金の 予約採用申し込み開始●進路希望調査 (学部・学科選び)学校行事や部活動の達成感を原動力に高校生活の集大成に向けて全力投球3年生◆燃え尽き・生活リズムの変化に注意部活動や文化祭は、達成感と自信が受験へのパワーにもつながりますが、終わった後に燃え尽きてしまう生徒もいるので見守りが必要。部活動の練習がなくなって生活リズムを崩さないよう、家庭でもフォローを。4月5月6月7月8月9月10月◆推薦やAO入試の希望を確認3年生の三者面談で避けたいのは、親子の思惑の違いがこの場で初めて露呈すること。進路を決めるのは本人ですが、費用面など保護者のかかわりは必須。面談に臨む前に子どもの希望や保護者の事情を伝え合えると安心です。◆入試や奨学金のスケジュールを把握 保護者向けの進路説明会では、入試や模試の年間スケジュールの説明が主体。学校の方針を理解し、進路情報を入手するためにもぜひ出席を。奨学金にはさまざまありますが、最も主要な日本学生支援機構の奨学金は、予約申し込みが4月に始まります。利用する場合、子どもの志望校の納入金や家族の年収などを把握しておく必要があり要注意です。志望校の学費や、学生生活にかかる費用については早めに子どもと話し、共通理解しておきましょう。◆最後の体育祭行事や部活に熱中しすぎていても、学校で友達と力を合わせる行事は発散の場。やりきった自信や達成感が受験勉強を乗り越える力にもなるので、見守ってあげましょう。1~2年生に比べ、模試の回数が増える。結果や判定に一喜一憂しがちだが、それはあくまで一時のもので、学力は数カ月でも大きく変動する。企画・運営・競技においても、後輩を引っ張り、体育祭の中心となる役割を担う。夏~秋に部活動を引退すると、学年全体が受験モードに。子どもの進路について三者で確認する。事前に家庭である程度話し合い、質問や相談事項をあげておくと効果的。センター試験の出願は、現役生(高校生)の場合は学校が取りまとめて行います。この時に受験する科目を決める必要があるため、志望する大学がどの科目を指定しているか調べておかねばなりません。高校生活最後の大きな学校行事。仲間と共に完全燃焼したという満足感が、受験勉強への集中につながる。志望校や入試方法別に細分化したガイダンスを実施する高校が多い。あるいは個別指導・相談が中心となる。AO入試が始まる前、春ごろに意思確認を行うケースが多い。最終決定ではないが、適性や興味関心に基づいてしっかり考えたい。学部名称だけで判断せず、何を学べるかをWeb サイトなどで調べ、オープンキャンパスで感じたことなどから判断したい。国公立大学入試科目等発表私立大学募集要項等発表募集要項が出始めるエントリー開始出願開始AO入試AO入試専門学校63pへ保護者の役割は見守りですマークの説明保護者は声をかけてあげましょう保護者に行動が求められるケースです18for Parent 2017

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