高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2017
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テストや課題の多さに参っているような時は、勉強机の上に、お菓子セットを準備しておきます。休憩に食べて少しはイライラが解消されている様子。(高1/娘/41歳/静岡県)食べ物でテンションアップ高校生にとって、食べ物の魅力は大きい。テンションアップの王道かも気分転換のすすめリフレッシュの場所はいろいろ。保護者も便乗して楽しむのもアリ!?わが家では、テスト前はお菓子を1000円分買っていいルール。すごく喜んで買いに行きます!(高1/娘/37歳/福島県)センパイ保護者に聞きましたPART 1*アンケート概要:高校生の子をもつ全国の保護者(女性)300名に、インターネットで調査。調査期間:2016年1月上旬。調査協力:株式会社マクロミル● テスト前なのにやる気が出ない娘。「他の人は頑張っているよ」と言ったら、「みんなもやっていない」とツイッターをやりだした。(高1/娘/49歳/東京都)● 模試で落ち込んでいたので、玄関にお気に入りのぬいぐるみを置いて「おかえりなさい」ムードを演出しておいたら、「そんな気分になれない」とプイッと部屋に行ってしまった。(高3/息子/51歳/鳥取県)● 「勉強しなくちゃ、行きたい大学は行けないよ」って言ったら、「そうだね、行けないかもね」と落ち込んでしまった。(高2/娘/46歳/群馬県)● 一切勉強しない雰囲気だったので、PCを取り上げたが、友人からノートPCを借りてきた。(高2/息子/49歳 / 東京都)● なんだか勉強に集中できてないので、気分転換に外食に出かけた。しかし、帰るとリラックスしたのか朝まで寝てしまった。(高1/娘/51歳/神奈川県)● 宿題がたくさん出たので、親同士でメールではっぱをかけようと相談した。余計なことはするなと言われた。(高1/息子/49歳/東京都)● 高2の時、全く勉強していなかったから、絶対あとから後悔すると何度も話した。自分の人生を指図されたくないと心を閉ざした。(高3/息子/52歳/大阪府)アンケートによると、やる気サポートのために働きかけすることがあると答えた人のうち約半数が、働きかけたけれど逆効果だったことがあると回答。「『勉強した方がいいんじゃないの?』と言ったら、『今やろうと思ったのに言われたらやる気がなくなる』と言われた」など、反発されてしまったという声も比較的多く、働きかけの難しさが伝わってきました。約5割の人がしくじり経験あり私、しくじりました…その1子どものやる気を盛り上げるにはどうしたらいいのか、答えがないからこそ迷いますよね。そこで、先輩保護者に子どものやる気をサポートしたエピソードを聞いてみました。しくじり体験談も収録! 参考になれば幸いです。構成・文/菅家真理枝 イラスト/木村吉見テスト前、勉強が進まなくてイライラしていた息子。わが家では、スマホの時間を制限していたが、その時だけ特別に好きなだけOKにしたら、すっきりした様子でまた勉強に取り組んだ。(高1/息子/47歳/大阪府)  娘が学校の人間関係などに悩み元気がない時。気分転換のためにカラオケに行って歌いたいだけ歌わせました。すっきりしたようで、口数が増えて笑顔に。(高1/娘/43歳/東京都)勉強しなきゃと思いつつも家ではできない様子だったので、喫茶店併設のショッピングモールへ行き、息抜きしつつカフェで勉強できるようセッティング。私が買い物中、集中してテスト勉強できた様子。(高2/娘/45歳/神奈川県)朝ごはんに息子の大好物のうどんを作ってみたら、うどんを食べたくて頑張って起きてきた。(高3/息子/47歳/福岡県)お子さまのやる気をサポートするために働きかけたけれど、〝逆効果〞だったことはありますか?あるない020406080(%)55for Parent 2017

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