高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2017
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冬休み(12月下旬~1月上旬)ープンキャンパス」に参加する人が多くなっています。その際には交通費のほか、遠方の学校なら宿泊費もかかることがあります。 一学期から予備校や塾に通い始めれば、その費用も必要ですし、夏期講習・冬期講習だけでも、それぞれ10万円前後かかるのが一般的。受験までに全国型の模試などを何回か受ければ、その費用もそのつど発生します。参考書や大学別の過去問などのテキスト代も案外かかります。 秋から冬にかけては、出願のための費用や受験料、試験当日の交通費など、さまざまな出費が続きます。最大の山は、入学手続きの際に支払う初年度納付金です。一般入試なら年明けの2月から3月に支払いますが、推薦やAO入試で入学する場合は秋に納めることが多いので、早めに準備しておかなければなりません。 また、入学先が地元以外で、自宅外からの通学になれば、住まいを決めて引っ越すまでの費用も発生。 一番下は、先輩のA君が都内の私立大学に入学するまでの1年間にかかった費用で、合計すると300万円以上の出費になったそうです。 人によって進学費用には違いがありますが、年間ではかなりの負担になります。次のページから費用の内訳や詳細をチェックしてみましょう。新居の敷金・礼金、引っ越し代、上京費用、スーツ代など約82万円進学する大学の初年度納付金を納める125万円国立大・私大合わせて6校受験した検定料、交通費ほか24万円センター試験の受験2日間の交通費1万円冬期講習5講座を受講10万9000円滑り止め校の入学金を納める25万円大学または専門学校1年高校3年4月から入学までにかかったお金合計約333万円教育ローンを申し込むならこの時期(一般入試の場合)大学の入学前予約採用型給付奨学金の申し込み・初年度納付金(入学金や授業料など)・滑り止め校入学金 など・入学式のスーツ代など・通学定期代など・自宅外通学の場合家賃や敷金・礼金、生活用品の購入費など入学式冬期・直前講習の受講講習費用や交通費など出願時の入学検定料や試験当日の交通費・宿泊費など入学手続き入学前後にかかるお金一般入試・センター試験の出願&受験59for Parent 2017

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