高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2017
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施設設備費施設設備費施設設備費施設設備費設備費その他その他その他その他その他入学料入学料入学料入学料入学料入学金実験実習料実験実習料実験実習料実験実習料実習費授業料授業料授業料授業料授業料授業料最大の出費が初年度納付金!今から計画的な準備を 入学する学校が決まったら、合格発表から1〜2週間のうちに入学手続きを行い、その際に初年度納付金を納めることが必要です。その内訳は入学金と授業料、施設設備費、諸会費などで、金額は学校や学部ごとに異なり、平均額は下図の通りです。 国立大学は82万円で、諸経費はかかっても数万円程度。公立大学もほぼ同じで、入学金のみ地元居住者は安くなる大学もあります。一方、私立大学は文系学部が平均123万円ですが、理系や芸術系学部は160万〜170万円台。医歯系学部は600万円以上。このうち、授業料だけは前期と後期で分割納付もできますが、入学手続きの際には100万円前後かかるのが一般的。 第一志望の合格発表が遅ければ、滑り止めの入学金も必要。ただ、授業料などは下図の二段階納付により、重複して払うことは避けられます。 専門学校も学科や専攻コースで納付金は異なりますが、平均では私立文系と同程度になります。100万円以上のお金を用意しておく必要も●入学手続きで私大の二段階納付を利用する例 ※入学手続きの1次・2次締切日は学校ごとに異なるので注意●進学コース別の学校納付金私立理系私立芸術系私立文系私立医歯系国立大学専門学校1年目1年目1年目1年目1年目1年目2~4年の各年2~4年の各年2~4年の各年2~6年の各年2~4年の各年2年目合計 138万円合計 152万円合計 98万円合計 525万円合計 54万円合計 107万円0000003030606020402001003015204090906080604560801201201001204003001001201501506007005001801801409075140(万円)(万円)(万円)(万円)(万円)(万円)合計 164万円合計 178万円合計 123万円合計 629万円合計 82万円合計 124万円4年間合計 578万円4年間合計 634万円4年間合計 417万円6年間合計 3254万円4年間合計 244万円2年間合計 231万円グラフの納付金は、国立大学は平成28年度の標準額、私立大学は平成26年度入学者の初年度納付金の平均額の調査(文部科学省)、専門学校は平成28年度学生・生徒納付金調査(東京都専修学校各種学校協会)から作成(すべて昼間部)。大学入学大学入学受験受験入学金のみ納める合格発表入学手続き&初年度納付金の支払い授業料などの残りの納付金を納める合格・入学決定第一志望校第二志望校など1次手続き締め切り2次手続き締め切り難関校の受験や合否発表の日程は遅め一般入試第一志望校が不合格で第二志望校などに入学するなら…先に納めた入学金は戻らない!合否発表62for Parent 2017

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