高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2018
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文化祭で感じたやりがいから将来の仕事をイメージし、そこに通じる学びも発見。自分の得意・不得意などと合わせ総合的に考えて文理・科目を選択[5つ進む]3年生になって進路選択が本格化偏差値で大学・学部を選んでいたので、専門の研究にあまり興味がもてず…受験テクニックを磨き成績はソコソコそのまま流れで工学部に進学するが専門の勉強についていけず…周囲は皆、文系に行くし、英語はわりと好きなので文系を選択進路選択が迫ってきて志望校を調べてみたら、必要な科目を選択していなかったことが判明理系を選択したものの、実力テストでは理系がふるわず。勉強の仕方を見直す専門領域の研究が始まりゼミ活動なども楽しい![3つ進む]もともと行きたかった学部のオープンスクールにも行き勉強のモチベーションもアップ!受験期を乗り切る[5つ進む]自分の夢に近づく就職先を選択したので毎日が充実!インターンシップで知り合った仲間とビジネスコンテストに参加したり、社会人ともいろいろ話をして将来への具体的な夢が大きく膨らむ[2つ進む]しっかりPOINTクリアして文理選択Aタイプみんなと一緒になんとなく文系Bタイプ就職有利そうで理系Cタイプ 上記のシミュレーションのように、子どもたちはさまざまな機会を通じて、自分の進路を考えたり広げたり、深めたりしています。ところが、保護者の何気ないひと言が、子どもたちの気持ちを大きく揺さぶることもあります。ここでは、「保護者のモヤモヤ」としてご紹介してみました。「最近の保護者の方は〝何が何でもこの進路〞という押し付けをされることはなくなってきたと思います。むしろ、とてもフラットに子どもたちと接しようとされていると感じます。それでも、目まぐるしく変化する社会の中で、やっぱりわが子には安定してほしい。だから医者などの資格取得や大企業への就職がしやすそうな偏差値の高い大学へ…という価値観を、日頃の会話の中で出しがちなんです。それに子どもはひきずられ、自分の将来や可能性を広げる思考がしづらくなることがあります。言いたいことをぐっとこらえて、見守ることも大事ですね」(荻原先生) また、一歩踏み出し挑戦しようとする子どもを引き留めてしまうひと言も。中高一貫校で穏やかな校風の日出学園中学校・高校の進路指導部部長・釣島ゆきの先生は、保護者の過度な心配を懸念されます。安易な「こっちがいい」は子どもたちを惑わせる!?多少の苦手は、やる気さえあればがんばれるでしょ?偏差値が高いほうがいいに決まっているんじゃないの?24for Parent 2018
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