高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2018
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1万02万3万4万5万(円)●入学時にかかる住まいの準備費用●自宅生でもかかるお金の例●大学生の1カ月のアルバイト収入●教科書代や参考書代●入学式に着用するスーツ&靴代●パソコン購入費用●通学定期代●資格取得などの特別講座、スクール代 など 入学手続きでまとまったお金を納めた後も、4月の入学までには何かとお金がかかります。自宅外通学になる場合は住まいを探し、ひとり暮らしなら敷金・礼金、学生寮でも保証料などの諸経費を納めなければなりません。住まいの準備には50万〜60万円かかります。 自宅生も含めて、入学式の前にはスーツや靴を揃え、パソコンを購入する人も多く、通学定期代や教材費などの出費が続きます。 さらに、自宅外の場合は毎月の仕送りも考えなければなりません。学生の生活費は上図のように10万〜13万円台ですが、仕送り額の平均は7万円前後。足りない分は奨学金やアルバイトでカバーしている学生が大半です。とはいえ、奨学金を受け取れるのは5月以降で、学生生活に慣れるまではアルバイト収入も多くは期待できません。1年目の夏までは家庭からの仕送りも多めに必要になりそうです。 大学生のアルバイト収入は月3万〜4万円程度の人が多く、実験・実習などが多い理系の学生は文系より少なめ。こうした状況も理解して、進学費用をどう準備するか、家庭で話し合っておきましょう。進学先が決まったら入学準備のお金も用意家賃6万2000円敷金・礼金19万7800円生活用品費31万2500円※東京私大教連「2016年度私立大学新入生の 家計負担調査」より合計57万2300円文 系1年生2年生3年生4年生理 系1年生2年生3年生4年生3万6900円3万5500円4万円3万900円4万5300円3万1100円4万7500円2万9900円●ひとり暮らしの学生の1カ月の生活費(地域別)※リクルートキャリア・就職みらい研究所 「大学生の実態調査2016」より63for Parent 2018
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