高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2019
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for Parent 2019多様な人材を動かし、成果を生み出す女子大が育む次世代型リーダーシップ共立女子大学/ビジネス学部(仮称) Kyoritsu Women's University未だ低水準にとどまる日本の女性管理職の割合女性の就業率の上昇は近年著しく、2018年の総務省「労働力調査」では、生産年齢人口(15〜64歳)における女性の就業率が約70%と過去最高を更新。労働力人口が減少し続ける日本にとって、女性の就業率の引き上げは重要な課題のひとつだ。待機児童解消に取り組む自治体、出産・育児からの仕事復帰やキャリア継続を支援する企業も増え、女性が働きやすい環境づくりは社会全体で進められつつある。しかしながら、日本の「女性管理職」の割合は、世界と比較しても依然低い状況だ。内閣府男女共同参画局のデータによると、女性の管理職が少ないのは、「仕事と育児の両立が困難」であること以上に、「現時点で、必要な知識や経験、判断力等を有する女性がいない」ことを約半数の人が理由として挙げている。日本における女性のリーダーシップ育成は急務であると言える。こうした社会情勢を背景に、リーダーシップを備えた女性を育むべく、共立女子大学に「ビジネス学部(仮称・2020年4月開設予定 設置認可申請中)」が間もなく誕生する。130年以上掲げ続ける「女性の自立と自活」の精神共立女子大学は、近代女性の自立と社会的地位の向上をめざし、専門的知識と高度な技能を修得する職業学校として1886(明治19)年に創立。建学の精神「女性の自立と自活」のもと、時代の変化とともに進化しながら、たくましく社会を生き抜く職業人としての女性を数多く輩出し続けている。創立130周年を機に、他者と協働し、リーダーシップを発揮する「協働とリーダーシップ」をビジョンのひとつに掲げ、教育改革にも取り組む。2017年からはリーダーシップを養成する実践的なプログラムも開講。飲料メーカーやセレクトショップなどの企業と連携し、企業が抱える課題に対して学生がビジネスプランを提案する演習科目だ。このプログラムでは、プランの完成度以上に〝プロセス〞を重視。チームで成果目標を共有し(目標共有)、自ら主体的に動き(率先垂範)、メンバー同士が助け合いチームとしての力を最大化する(同僚支援)。この3要素をメンバ社会が大きく変化する未来を見据え、共立女子大学は2020年4月に「ビジネス学部(仮称)」を開設(設置認可申請中)。独自のプログラムで、これからの「リーダーシップ」を養成する。※名称・内容等は、予定であり変更があり得ます。取材・文/草苅敦子38● ビジネス学部(仮称)の学びのしくみ【主要4分野の専門知識】・【リーダーシップ開発プログラム(LDP)】・【立地を生かした企業との連携と実践】を3つの柱とし、4年間を通じて知識の修得と実践、振り返りを何度も繰り返していく。主要4分野の知識は統合化し、「知っている」から「使える」知識に転換。成果目標を共有し、自ら主体的に動き、周囲や他者を支援する「リーダーシップ」を実践的に磨く。

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