高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2019
4/66

「入試が変わる」と聞くと、「わが子の時代になぜ?」と不安が先立ってしまうかもしれません。しかし、保護者の方々が大学受験をしたり社会に出たころと今とでは、世の中が大きく変わってきていることは普段の生活からも実感されていると思います。昔はなかった業種の会社や職種が増えていたり、企業に海外資本や外国人経営者が入ることは珍しくなくなってきています。AIやIoT(物のインターネット)が私たちの生活に溶け込んでおり、大学の願書提出もネットで行うのが普通の時代です。 技術革新は加速度的に進むと考えられ、それによって現在ある職種の約半数がAIなどにより自動化されていくと予測されています。単純労働の職種は、遠くない将来に人間の仕事ではなくなる日が来るかもしれません。また、少子高齢化は歯止めがかからず、労働力人口が減少し、より生産性の高い働き方が求められるようになります。現在でもあらゆる業種で労働力不足が深刻になっていますが、それを補うために、外国人の方が働く風景が日常になってきています。日本国内に外国人が増えるととも代わって「大学入学共通テスト」がスタートします。からに他なりません。こうした時代に立ち向かうわが子を入試がなぜ、どのように変わるのか、いるのかを知っておきましょう。これからの世の中で必要な力を育み問うために入試が変わる取材・文/長島佳子(キャシー・デビットソン教授:ニューヨーク市立大学大学院センター)(マイケル・A・オズボーン准教授: 英オックスフォード大学)65歳以上(高齢者人口)15~64歳(生産年齢人口)0~14歳(年少人口)(年)内閣府「高齢社会白書」(平成30年版)「高齢化の推移と将来推計」より人口に占める生産年齢人口の割合は、2000年の68.1%から2035年には56.4%に日本企業の海外生産・販売比率は右肩上がり。同僚や上司が外国人が珍しくない時代に(年)海外収益比率海外生産比率海外売上高比率株式会社国際協力銀行「わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告(2018年度)」の「海外売上高比率、海外生産比率、海外収益比率」より(人)(年)厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成30年)「在留資格別 外国人労働者数の推移」より技能実習特定活動専門的・技術的分野の在留資格不明身分に基づく在留資格資格外活動外国人労働者総数(万人)4for Parent 2019

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る