キャリアガイダンス保護者版2020
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保護者から   自立支援者へ2021年からの実施が予定されている「大学入学共通テスト」。国語・数学の記述式問題や、英語の民間資格試験の活用見送りは、当事者であるわが子はもちろん、保護者にとっても衝撃的なニュースだったのではないでしょうか。なぜこのタイミングで? どうすればいいの? 不安は膨らむばかりだと思います。弊社が実施した調査においても、これからの社会を生きる子どもたちのための施策だと期待を示しつつも、過半数の保護者が不安を感じるという結果が表れています。今、私たちが生きる社会はめまぐるしいスピードで変化しています。同時に、世界各国から身近な地域に至るまで、さまざまな社会問題が存在しています。AIやロボットと共生しながら、正解のない、先行きが見通せないと謳われるこれからの社会を、わが子がしっかりとキャリアを切り拓いて歩んでほしいという思いは、保護者共通の願い。高校生になったわが子の成長、ならびに大人への自立を応援する気持ちと、できれば大きな苦労や失敗をさせたくない気持ちのジレンマ。今、保護者に何が求められているのでしょうか。そして、わが子のために、保護者としてできることは何なのでしょうか。期待と不安の間で葛藤する保護者の皆さまに支えとなる情報を一冊にまとめてみました。未来社会で活躍する子どもたちのために、本誌が少しでもお役にたてることを願っています。山下 真司(本誌 編集長)

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