キャリアガイダンス保護者版2020
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●日本政策金融公庫「国の教育ローン」●その他の教育ローン 「できれば地元の国公立に」と考えていても、子どもは仕送りが必要な遠方の大学や私大を希望するなどで、資金繰りに悩むこともよくあります。しかし、左の例のように思わぬ情報から進学先の選択肢を広げ、希望を叶えた学生もいます。学校や周囲の人に相談してみるのも方法です。融資額子ども1人につき350万円(条件にあう海外留学費用は450万円まで)金利(年)固定1.66%。ひとり親家庭、世帯年収200万円(所得122万円)以内、子ども3人以上で世帯年収500万円(346万円)以内は1.26%(2020年1月27日現在)返済期間15年以内(上記の家庭と交通遺児家庭は18年以内)。在学中は元金据え置きで利息のみの返済も可能主な借り入れ条件世帯の年間収入(年間所得)が下の金額以内であること①勤続(営業)年数が3年未満②居住年数が1年未満③世帯のいずれかの人が自宅外通学 (予定)者④借入申込人または配偶者が単身赴任⑤海外留学資金として使う⑥借入金の返済負担率が年収の30%超⑦親族に要介護(要支援)認定を受けて いる人がいて、介護費用を負担している⑧大規模な災害により被災した人その他保証基金を利用する場合、融資額から一括で差し引かれる融資額主な使いみち金利(年)返済期間ろうきん(中央ろうきん・証書貸付型の場合)最高 2000万円・学校納付金、受験料・下宿の敷金・礼金・6カ月以上滞在の留学費用・予備校費用・奨学金の借り換え(団体会員のみ)固定金利10年以内2.4~3.4%、10年超2.9~3.9%変動金利2.2~2.4%(会員のみ)※勤務先が団体会員になっている人や、生協会員の人は低い金利を適用15年まで銀行の教育ローン最高 300万円~ 500万円・学校納付金銀行によっては、他行の教育ローンの借り換えも可能変動金利2~4%台が一般的10年以内が一般的学校提携の信販会社の教育ローン最高 500万円程度が一般的・学校納付金(入学金、授業料など)※信販会社が直接支払ってくれる固定金利で、金利は信販会社や学校によって異なるが2~4%台が多い10年以内が一般的利用例入学時にお金が足りない入学前に申し込み、入学金などの学校納付金、住まいの敷金・家賃などに充てることも可能在学中に学費が不足…在学途中、いつでも申し込め、授業料、教材費、住居費用などを補える海外留学がしたい6カ月以上の海外留学のための資金として利用できる子ども自身が選択肢を広げ、道を拓く方法もある!東洋大学国際学部国際地域学科イブニングコースM・Sさん(福島県出身)夜間コースのことを知って諦めていた私大進学が可能に!高2で外国人と交流する機会があり、東京の大学で得意の英語を伸ばせる学部を希望していました。経済的に私大は厳しかったのですが、担任が夜に通うコースもあることを教えてくれました。学費は昼間部の半分近くで自己推薦入試だったため、そこを第一志望にして10月中旬に受験。合格がわかったときは、親と一緒に抱き合って喜びました。負担が軽くなったため、初年度納付金や学費のほか、仕送りも月4万5000円もらっています。これに日本学生支援機構の奨学金の月5万円と、平日昼間のアルバイトの数万円でひとり暮らしは十分可能。外国人の友人もでき、今は充実した学生生活を送っています。子ども1人790万円(590万円)子ども2人890万円(680万円)子ども3人990万円(770万円)子ども1~2人は主に生計を維持している保護者が、以下の要件のうち一つでも該当すれば、990万円(770万円)まで申し込み可能※金利は2020年1月27日現在※全国の取扱支店窓口のほか、インターネットでも申し込める64for Parent 2020
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