大学生が語った高校当時の心の中いざというとき子どもに寄り添うヒントに! 高校生にもなると、子どもの心の中は徐々に見えづらくなるもの。気持ちも知らずに一方的に勉強姿勢を咎めては、関係をこじらせるばかりです。そこで今回は大学生に、当時話さなかった子ども側の本音をインタビュー。リアルな体験談を参考に、保護者としての適切な接し方を考えていきましょう。取材・文/荻原美佳勉強がつまらない・つらかったと回答した人が半数以上。5位以下にも勉強そのものの壁が並んでいます。中学とは明らかに違う勉強の壁が存在することがよくわかります。相談しなかった人が67%。でもその理由を見ると、「(理解してくれるなら)(ぐちぐち言われないなら)相談したかった」という感情があるようにも読み取れます。※都道府県は出身高校の所在地89%の人が、5割以下までダウン。0割(つまりやる気ゼロ)まで落ちた人も14%おり、結構深刻。勉強しない=遊ぶことしか考えていない怠け者…と思いきや、充実感や開放感を満喫していた子はたった21%。ほとんどは負の感情のほうが強いと判明。図1やる気を失ったきっかけは?(複数回答)図3そのときの気持ちで一番近いのは?図4保護者に相談した?図2入学時を10割とすると何割までやる気ダウン?高校時代、勉強のやる気を失った経験がある全国の大学・短大1~2年生、100人にインターネットで調査しました。まずは傾向をチェックしてみましょう!調査期間:2021年1月初旬 調査協力:クロスマーケティング 西村和美先生46forParent 2021
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