次代の建築士・空間デザイナーへと文理の区別なく多様な人材を育成実績ある既存の建築学科をさらに進化させ、新学部にそれぞれ固有の職能を持つ多様な人材が必要な時代に強みであるICT教育を軸に、実社会で役立つ力を育てる「実学教育」を展開する大阪電気通信大学。その成果は高い就職実績にあらわれ、「採用を増やしたい大学」「本当に就職に強い大学」などのランキングでの上位獲得にも繋がっている。2018年に工学部に設置した建築学科においても、デジタル化が進む建築業界に対応した実践的なICT教育と、建築士を中心とした資格取得にも直結する実学教育に力を注ぎ、ゼネコンや設計事務所などに多くの人材を輩出してきた。文部科学省が実施する2021年度「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」の選定を受け、最新ICT技術を活用したさまざまな産官学協働プロジェクトも積極的に推進。業界や自治体と強い結びつきを保ちながら常に「これからの社会に必要な人材像」を探り、その答えに結びつく教育を実践し続けてきた。同大学はこの建築学科をさらに進化・発展させた「建築・デザイン学部(仮称・構想中)」の開設を2024年4月に予定している。新学部がめざすのは「多様な人材」の育成。その背景には、今まさに転換期を迎えつつある建築業界の人材要件がある。建築士資格を取得するには、計ロジェクトに臨むケースが多い。さら画・環境・法規・構造・施工など多岐にわたる専門知識が必要とされるが、実際の建築業界の仕事ではそれぞれの専門領域において突出した能力を持つ人たちがチームを組んでプに業務のICT化が進んだことでチーム内のメンバー同士の情報共有や進捗管理がしやすくなり、こうした分業化はますます進むと考えられる。必ずしもオールラウンダーが求められるのでなく、むしろあまり他の人が持っていない固有の職能に優れた人材が重宝されるというわけだ。またCG(コンピュータグラフィックス)技術の進化によって図面が読めない施主とも建物の完成イメージを簡単に共有できるようになったこともあって、「ユーザー視点を大切にした設計」がより重視される傾向が▶ 空間デザイン専攻▶ 建築専攻大阪電気通信大学/建築・デザイン学部(仮称・構想中)Osaka Electro-Communication University取材・文/辻 信哉for Parent 202340既存の工学部建築学科を発展させ、2024年4月に新しく建築・デザイン学部(仮称・構想中)」を設置予定の大阪電気通信大学。時代の変化を先取した、新学部のめざす実学教育に迫る。先進のデジタル技術で業界をリードする次代の一級・二級建築士をめざす建築技術に関する知識・技能の修得により、社会に貢献できる建築家・建築技術者を育成します。3DCADを用いた製図や、建設関連企業で導入が進むBIM(Building Information Modeling)などの最先端技術に至るまで、幅広い学修を展開。一級・二級建築士受験資格に必要なカリキュラムも充実しています。入試情報豊かな表現力とデジタル技術を駆使しインテリアから仮想空間まで創造都市・建築・インテリアなど、人間を取り巻くあらゆる空間のデザインを学びます。現実空間だけでなく、デジタル技術(VR、AR)によって構築された情報空間やメタバースなどの仮想空間までデザインできる、幅広い知識と技術を備えたクリエイターや技術者を育成。一級・二級建築士受験資格の取得も可能なカリキュラムを用意します。※ 設置される学部・学科等の名称・内容などは予定につき、変更される場合があります。文系科目による入試を実施予定!
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