動は有効かもしれませんが、そこには面白みが欠けています。感覚・感性といったものに、今一度、目を向けてみる必要があると、私は感じています」好奇心のフタを開けるきっかけの一つとして、市川さんと仲間たちが提唱・実践してきたのが、「Feel度Walk(フィールドウォーク)」です。これは、一定の空間や道のりをゆっくりと時間をかけて歩きながら、気になったものを写真に記録し、写真を基にスケッチ画(=「知図」)を描き、最後に仲間とシェアをする…というもの。「あれ?」「おや?」「なんだ?」…と、歩く(Walk)うちに何かを感じたり発見したりする感度(Feel度)が高まることから、「Feel度Walk」と名付けられました。これまで子どもから大人まで幅広い世代の人たちと一緒にFeel度Walkを実践してきた市川さん。「Feel度Walkは、いわば思考をゆるめるストレッチ。いつでもどこでも楽しく気軽にできるFeel度Walkに、ぜひ親子で取り組んでみてほしい」と言います。Feel度Walkは、「歩く・撮 普段から歩き慣れたところを、〝なる・描く・語る」の4つのステップからなります。 「自宅から最寄り駅までの道など〝なんとなくセンサー〟を働かせ、歩いてみようfor Parent 2025※19、20ページ掲載の写真は、『キャリアガイダンス vol.444』(リクルート刊)にて、埼玉県立小川高校の生徒たちを対象に、市川さんに「Feel度Walk」を実施してもらった際のもの。普段から歩き慣れたところを、“なんとなくセンサー”を働かせながら歩いてみる。撮り溜めた写真から1枚を選び、写真を基にスケッチ画を描く。19歩きながら、“なんとなく”気になったものを“とりあえず”スマホで撮っておく。描いたスケッチを親子で見せ合い、気になったものをシェアして語り合う。
元のページ ../index.html#19