キャリアガイダンス保護者版2025
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他者と共創する未来へ。26年4月、「国際共創学部」設置構想中成蹊大学/国際共創学部(仮称) SeikeiUniversity「文理の複眼思考」を養う2つの専攻文系・理系の枠組みをこえた新しい学部が誕生国内外でフィールドワークなど主体的な学びを実現社会課題が複雑化する現代。1つの分野の知識のみでの課題解決は難しく、異なる専門を持つ多様な人々と協働する社会へと変わりつつある。成蹊大学では、2026年4月、「国際共創学部(仮称、以下同)」を設置構想中である。持続可能な社会の実現のために、「文系と理系」「ローカルとグローバル」「理論と実践」の複眼的思考と他者との「共創」によって、様々な現代の社会課題の解決に貢献できる人材の育成をめざすという。「複眼思考」とは、物事を多角的に考察すること。同じ出来事でも、置かれた立場で捉え方は異なるため、社会の様々な場面で「複眼思考」を持つ人材の重要性が高まっており、時代に即した人材育成方針となっている。新学部は、1学科「国際共創学科(仮称、以下同)」で構成され、その下に「国際日本学専攻(仮称、以下同)」と「環境サステナビリティ学専攻(仮称、以下同)」の2つの専攻が設定される。「国際日本学専攻」では、「文化学」「地域学」などを基盤とし、生活文化からポップ・カルチャーまで、多様な文化や人の営みを探究。異文化間の理解を深め、世界と日本の架け橋となる人材を育成する。「環境サステナビリティ学専攻」では、「環境学」「地理学」などを基盤とし、環境、気候変動から観光、防災まで、地域や社会を見つめながら社会課題の本質を探究。未来社会に必要な課題解決力を養う。学生はそれぞれの専攻の学びを通して専門性を確立するが、専攻を横断して学ぶこともできる。同じ専攻に所属する学生でも異なる専門性を身につけ、将来の進路選択に活かすことができる点が他にはない大きな特色。「国際共創学部」は「文理の複眼思考」を養うことを掲げた国内では数少ない学部といえる。成蹊大学は、創立以来、「本物に触れる教育」を重視してきた。「国際共創学部」では、多様な地域でフィールドワークを実施する。東京・吉for Parent 2025 44※2026年4月、「国際共創学部」設置構想中。※収容定員増加の認可申請予定(2025年3月)。内容は変更になる場合があります。取材・文/福島寿恵教育改革が進む成蹊大学。2026年4月には、「国際共創学部(仮称)」の設置を構想している。文系・理系の複眼思考を養うという、未来社会を見据えた新しい学部がめざす教育、養成する人材像に迫る。

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