キャリアガイダンス保護者版2025
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かつての大学教育は、郊外のキャンさらに、受験生の物理的な負担についても見直し、入学検定料の併願割引を拡充する。総合型選抜(適性検査型)、および大学入学共通テスト利用入試、一般入試(全学統一型)において、2併願目が無料になる。受験機会が増やせることで合格のチャンスが拡がるだけでなく、金銭的な事情を抱える受験生が負担なく併願受験を行えるのはもちろん、特に地方から上京し入試に挑む受験生にとっては、宿泊費や交通費、食費といった出費の負担を軽減できる大きなメリットがある。また、コスト面から国公立大学を第一志望としている受験生にも好影響を与えるだろう。こうした受験生たちが合格後に入学することで、キャンパスにはこれまで以上に多様な学生が集まり、大学での学びもより活性化していくと考えられる。また、返還不要の奨学金として全国的に知られている「給費生制度」に関しても、昨今の経済事情を踏まえ、改善を図る。4年間で給付される奨学金の総額を、現在の最大880万円から920万円へ増額(毎年、継続審査あり)。この「給費生制度」の増額は、2025年度から適用される。93年を迎えるこの制度。これまでも多くの卒業生の修学支援を行ってきた。現在も、学生たちにとって4年間の学びにおける、大きなモチベーションとなっていることだろう。パスで教授の講義に耳を傾け、研究室で実験を行うといった形式で行われていた。しかし、グローバル化やデジタル化といった新時代の到来により、目まぐるしく変化を遂げる現代社会においては、教育を教室内で完結せず、社会との関わり合いの中からも学んでいく必要がある。神奈川大学がみなとみらい地区に新キャンパスを開設し、横浜エリアで2キャンパス体制としたことで、新時代に対応した学びの環境を整備した。また、学部改組やカリキュラムの改編、さらには産官学連携、ゼミナール活動などの取り組みをさらに充実させることで、次の100年にふさわしい「知の拠点」が誕生した。新たな入試制度によって入学する意欲がある学生たちが、この恵まれた学修環境を存分に活用し、そこで得た知見を社会のさまざまな場面で発揮していくことで、教育と社会がつながる好循環が生まれることに期待したい。入学検定料併願割引に加え、給費生への奨学金給付を増額入試制度改革を通し、意欲のある学生を受け入れるfor Parent 2025TEL045-481-5661(代)URLPR51みなとみらいキャンパス1928年に横浜学院として創立以来、建学の精神「質実剛健・積極進取・中正堅実」のもと、自律した教養ある社会人の輩出を行ってきた神奈川大学。これまでも「真の実学」を通して自ら成長し、他者と協力しながら社会で発信できる人材を育成してきた。11学部23学科1プログラムを擁する総合大学としてのスケールメリットを活かし、新たな時代に求められる研究・教育に、今後も取り組んでいく。(写真は横浜キャンパス)神奈川大学では創立100周年となる2028年に向けて、さまざまな改革を行ってきた。その象徴ともいえるのが、グローバル企業が集積する中核地に2021年に開設した「みなとみらいキャンパス」だ。既存の横浜キャンパスも都市型キャンパスと呼ぶにふさわしい立地だが、みなとみらいキャンパスはビジネスの現場により近く、その鼓動を直接感じられる点が強み。そしてこのキャンパスには、2020年に新設された国際日本学部などグローバル系の3学部が移転し、一方の横浜キャンパスには理工系の5学部を集結させた。これにより、学部の垣根を越えた多様な教育が展開される環境が整った。以前から産官学連携や大学発のベンチャー企業の支援などを積極的に行ってきた神奈川大学だが、横浜エリアの2キャンパス体制によって、こうした活動が今まで以上に活発に行われることが期待される。神奈川大学●DATA神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1https://www.kanagawa-u.ac.jp/国際都市・横浜に多様な教育を展開できる環境を確立

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