岡崎市観光協会による地域活性化事業のひとつである「おかざきカレーパン」。今までのカレーパンにはない斬新な新商品を生み出すことを目標に、地元の企業と連携して奮闘している牧野さんにお話をうかがいました。
白パンなど、基礎となるパン作りに慣れるところからスタート。
企業の方に、パンを作り方を教えていただきました。
「おかざきカレーパン」は「ふるさと甲子園」というイベントのパン部門で岡崎市がグランプリを獲得した地域活性化事業。グランプリを獲得した商品を作ったサンクレールさんと新商品を共同開発しています。最初は「インパクトの強いカレーパンを作りたい」という思いでしたが、一緒に活動する仲間たちと話し合う中でどんな層をターゲットにし、受け入れられるにはどのような商品にすれば良いかを具体的に考えるようになりました。
メロンパンの生地で包むことで、あまじょっぱさを表現しました。
斬新さも目標の一つ。現段階ではちぎってシェアできる形状です。
試作を繰り返すうちに、甘さも感じられるようにメロンパンの生地でカレーを包むというアイデアを思いつきました。この商品は20代の女性をターゲットとし、美味しいものをみんなでシェアして食べる人も多いため、ちぎりパンの形状にすることも提案しました。カレーにはチーズとバターを混ぜて味に深みが出すことと、チーズが伸びることで“インスタ映え”する商品になるのではと思います。
商品企画の基礎から応用までを系統的に学べたと思います。
インスタグラムのストーリー機能を使って情報を拡散しています。
普段の調理実習ではレシピが決められており、決められた手順に沿って調理していきますが、この活動はそれとは違ってレシピも調理の手順も私たち自身で考えます。その中で積極性や自分で考える力が身についたと思います。また、チーズが伸びる様子などをSNSを活用して情報発信することにより、宣伝効果が上がることも身をもって経験できました。私たちが企画した商品がサンクレールさんの店頭に並ぶのが楽しみです。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。