情報をかたちにするメディア表現を学ぶことで、メディアを通じて多くの人々に情報を届けるマスコミ業界、広告業界、Web業界などで活躍することができます。テレビ業界に就職した木下さんに、お話を聞きました。
取材撮影した素材をオンエア用に映像編集をする
報道・スポーツ番組を担当している木下さん
求められるスキルは、映像の知識や編集機器を扱う技術力だけではありません。音声がなくても映像だけで伝えられるプレゼンテーション能力。映像に対するこだわり。質とスピード。そして最も必要なのは、社会的感覚(社会的役割の自覚)です。メディアに携わる者として必ず持っていなくてはならない感覚だと思います。世間に発信する側の人間として、そうした自覚と責任が求められるからこそ、この仕事にやりがいを感じています。
学生時代、サークル「Maya倶楽部(現 Team AI/鳥居一平教授)」で、多くの作品制作(プロジェクションマッピング制作)を経験しました。東山スカイタワーでの上映作品、宵の明治村での上映作品、半田空の科学館プラネタリウムでの上映作品、京都国際マンガミュージアム「生き物文化誌学会」での上映作品など、チームで1つの作品に数ヶ月を費やして取り組んだ経験は、いまの仕事にも活かされていると思っています。
私が在籍していたのは、情報科学部 情報科学科 メディア情報専攻です。広告デザイン、デジタルコンテンツ、コンピュータグラフィックス(DTP、2D、3D)、CAD、映像制作、Webデザイン・プログラミングなど、多様なメディア情報技術と専門的な知識を学修しました。いま私は、テレビ業界に就職し、映像編集者として働いていますが、同窓生は、マスコミ業界、広告業界、Web業界などでクリエイターとして活躍しています。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。