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こんな先生・教授から学べます

約40年の経験を活かし、障がい者支援の輪を広げる先生

特別支援教育/臨床心理学
教育学部 教育学科
白石 雅一 教授
先生の取組み内容

障がい者支援のボランティアを始めた大学時代から、児童福祉施設や障がい者福祉施設などに関わってきました。その経験を活かし、現在は行政と連携しながら認知行動療法を核とした発達障害をもつ家族を支援する心理療法「ペアレント・プログラム」の開発、普及に取り組んでいます。認知行動療法とは、思い込みや自己否定により活動範囲を狭めてしまう固定観念(認知)に対し、動きやすい行動や得意な行動を多くさせてあげることで、「できる」ということを認知させながら改善へ導く療法です。これは一般のカウンセリングで3~5年はかかる事例を一週間で改善させることができることもあり、注目されています。また、自閉症の人々にみられる「こだわり行動」については、この行動を理解し、上手く活用し社会へ適応できる支援や指導方法を研究しています。

29歳で初の書籍を出版。中国でも翻訳される予定で、自閉症理解の一助にされています

授業・ゼミの雰囲気

膨大な活動記録映像から、支援の限界を決めつけない大切さを学ぶ

ボランティアを始めた18歳から約40年間、現場を離れたことがないという白石先生は、これまでの支援活動を映像で記録しています。その膨大な記録を基に、具体的な事例や障がいを持つ家族、人との関わり方のポイントを学生の進路に合わせて教えます。「重度心身障がいを持ちながら大学に通い、博士号を取得した方もいます。障がいと障がいをお持ちの方々への支援方法はたくさんあります。多くの事例を見ると、症状への思い込みがなくなり、知識だけで決めつけない、限界を決めない、可能性を引き出せる人材になります」と語ってくれました。

休みの日は、支援先の子ども達用のおもちゃを探して歩くという白石先生。研究室にもおもちゃがたくさん

キミへのメッセージ

必要としてくれる人のために、向上心をもって一緒に頑張りましょう

福祉には「あなた」を必要とする人が必ずいます。それに応えるためには「向上心」が必要です。必要とされている状況に甘えず、より一層質の高い支援ができるよう、私たちと一緒に学び、向上していきましょう。

学内では3つのボランティアサークルの顧問。県内の福祉施設との連携も構築し毎年多くの学生が活動している

白石 雅一 教授

専門/特別支援教育、臨床心理学
1964年埼玉県生まれ。日本社会事業大学大学院修士課程修了。
社会福祉法人嬉泉「袖ケ浦ひかりの学園」「子どもの生活研究所」、東海大学健康科学部や仙台白百合女子大学人間学部を経て現職。1997年から「子どもの療育相談室」を主宰。
仙台市学校生活支援巡回相談員、宮城県発達障害者支援センター「えくぼ」の心理相談員なども務める。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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